重賞ウィナーレポート

2004年02月01日 東京新聞杯 G3

2004年02月01日 東京競馬場 曇 良 芝 1600m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ウインラディウス

プロフィール

生年月日
1998年03月07日 06歳
性別/毛色
牡/黒鹿毛
戦績
国内:17戦6勝
総収得賞金
323,585,000円
サンデーサイレンス(USA)
母 (母父)
ジョウノマチエール  by  マルゼンスキー
馬主
(株) ウイン
生産者
三城牧場 (門別)
調教師
藤沢 和雄
騎手
田中 勝春
  • 母・ジョウノマチエール
    母・ジョウノマチエール
 これで17戦6勝。7番人気ながら待望の重賞初制覇を飾って、芝マイル路線に名乗りを上げたウインラディウス。同馬の生産牧場・三城牧場では、土曜日の根岸ステークスに続く連日の重賞制覇に「ついに来ましたね。とても嬉しいです」(同牧場・村上場長)と驚きを隠せない。
 6歳にして念願の重賞をゲットし、“新星”の呼び声高いウインラディウスだが、「もともと期待の大きかった馬。いつかは勝てると思っていた」と話す村上場長。3歳時にノドの手術で1年9ヶ月の休養。ようやく素質開花となった同馬について、「心配したけれど、藤沢先生(調教師)だから間違いないと思ってました。我慢してよくここまでしてくれました。先生のおかげです」と感謝する。
 母馬ジョウノマチエールはウインラディウスが2番目の仔。仔馬の頃「体質的に弱かった」とか。また「気性は父サンデー譲りでうるさかった」と村上場長は振り返る。
 ちなみに、ジョウノマチエールはその後5年連続で父サンデーサイレンスとの産駒を生んでいる。その中で、1999年産駒の牝馬・ジョウウノヴィーナスが現在活躍中(20戦4勝)。また、2001年産駒のウインゼフィールが藤沢和雄厩舎から間もなくデビュー予定。なお、今年はタイキシャトルの仔を出産する予定(予定日は3月23日)。