重賞ウィナーレポート

2019年03月23日 日経賞 G2

2019年03月23日 中山競馬場 曇 稍重 芝 2500m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:メイショウテッコン

プロフィール

生年月日
2015年04月17日 04歳
性別/毛色
牡/青鹿毛
戦績
国内:11戦5勝
総収得賞金
162,280,000円
マンハッタンカフェ
母 (母父)
エーシンベロシティ(USA)  by  Lemon Drop Kid(USA)
馬主
松本 好雄
生産者
下屋敷牧場 (三石)
調教師
高橋 義忠
騎手
武 豊

 天皇賞(春)(G1)を目指す馬たちにとっての重要なステップレース「第67回日経賞(G2)」が3月23日に、中山競馬場で行われ、新ひだか町の下屋敷牧場生産で武豊騎手騎乗の3番人気メイショウテッコンが終始レースをリードする形で逃げ切り勝ち。昨年7月のラジオNIKKEI賞(G3)に続く重賞2勝目で、通算成績を11戦5勝とした。

 下屋敷牧場は1971年創業。繁殖牝馬約20頭を繋養する中規模牧場で、その歴史の中で2000年の桜花賞(G1)2着マヤノメイビーやマイネルポライト(京都新聞杯(G2)3着)カーボナード(サウジアラビアロイヤルカップ(G3)3着)などを送り出している。

 出産、種付シーズンということもあって牧場のテレビで愛馬を応援していたという下屋敷千尋代表は「菊花賞(G1)、そして年明けの日経新春杯(G2)と着順は褒められたものではありませんでしたが、昨年秋からずっと体重が増えているように馬が充実期に入っているような印象を受けていました。今回はブリンカーを外すと聞いていましたし、それが違った結果に結びついてくれるのではないかと楽しみにしていました」とレース前の気持ちを話してくれた。

 結果は、堂々の逃げ切り勝ち。「武豊騎手のペース判断に負うところが大きかったと思いますが、それに応えてくれた馬にも誇らしい気持ち。本当に嬉しいです」と喜びを表現した。

 牧場時代のメイショウテッコンは「背が高く、脚長」。良い意味でマンハッタンカフェ産駒らしい馬だったという。ただし、母の父に入るレモンドロップキッドも米国三冠競走の最後を飾るベルモントS(G1)の勝ち馬で、米国の最優秀4歳以上牡馬。その血統どおりに「同じような時期に生まれた馬と比較しても成長がゆっくりで、本格化するのは2歳競馬よりも3歳。あるいは古馬になってからというイメージでした」とはいうものの、セレクションセールに上場された同馬は松本好雄オーナー、高橋義忠調教師に見初められて1728万円(税込)で落札される。「デビューする前から高い評価をいただき、そして2歳秋の新馬戦を勝たせていただきました。それでも無理をすることなく、馬の成長にあわせたローテーションを組んでくれたことが大きいと思います。今のこの馬があるのは高橋調教師や松本オーナーのおかげ。生産者として感謝したい」と感謝の気持ちを表している。

 「次走は天皇賞(春)(G1)と聞いています。相手も強くなりますので、とにかく自分の競馬をして欲しい。重賞を2つも勝ってくれて嬉しい限りですが、これからもケガすることなく競走生活を全うして欲しいと思っています」とエールを送っている。