重賞ウイナーレポート

2018年05月05日 京都新聞杯 G2

2018年05月05日 京都競馬場 晴 良 芝 2200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ステイフーリッシュ

プロフィール

生年月日
2015年02月22日 03歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:4戦2勝
総収得賞金
95,866,000円
ステイゴールド
母 (母父)
カウアイレーン by キングカメハメハ
馬主
(有) 社台レースホース
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
矢作 芳人
騎手
藤岡 佑介

 2000年から施行時期が従来の10月開催から、5月開催へと変わった京都新聞杯(G2)。それによって菊花賞(G1)トライアルから、日本ダービー(G1)を目指す重要な1戦として役割を変えることとなる。

 開催が変わって最初の年となった2000年に、このレースを勝利。後に日本ダービー(G1)を制したのがアグネスフライト。その後、2013年の勝ち馬キズナもこのローテーションでダービー馬となるなど、今や「西のダービー最終便」として、競馬ファン注目のレースとなった。

 今年の京都新聞杯(G2)の勝ち馬となったのが、社台ファーム生産のステイフーリッシュ。続く日本ダービー(G1)では10着に敗れたものの、京都新聞杯(G2)で見せた積極果敢なレース内容は、秋以降の飛躍を期待させる結果ともなった。

 「冬期間は筋肉が硬くなったり、疲れてくると肩の動きも小さくなるなど、動きからもはっきりと、ペースダウンさせた方がいいと思えるようなサインを出すタイプでしたので、慌てずに取り組んでいました」とは社台ファームの山本哲也調教厩舎長。それでも2歳を迎え、気候が良くなってきた5月くらいから代謝が上がってくると、目覚ましい動きを見せるようになったという。

 その一方でステイフーリッシュは、父ステイゴールドらしい気性の難しさを示すこともあった。

 「調教が進んでからの話となりますが、走路のスタート地点でゴネるようになるなど、精神的な余裕が生まれてきたこともあるのか、自我を見せ始めました。改めてステイゴールドの産駒は難しいなと思いましたね(笑)」

 2歳の12月に行われたメイクデビュー中京を快勝すると、いきなりのG1挑戦となったホープフルS(G1)では3着に入着。2番人気の支持を集めた共同通信杯(G3)は10着に敗れるものの、その時よりも馬体重を16㎏増やしたこの京都新聞杯(G2)では好スタートを決めると、鞍上の藤岡佑介騎手が、逃げたメイショウテッコンをマークする形でレースを進めて行く。

 1000m通過は58秒5という速い流れとなったが、残り3ハロンでメイショウテッコンに並びかけていったステイフーリッシュは直線で先頭に踊り出ると、そのまま後続の追い込みを封じる完勝。勝ち時計となった2分11秒0も含めて、能力の高さを証明する1戦となった。

 「現時点でこのパフォーマンスですから、心身かみ合えばさらに上を目指せるはずです。今後が楽しみになるレースでした」

 京都新聞杯(G2)を制した後、日本ダービー(G1)には縁が無かったものの、その後、古馬となってから大成した馬も多く、その中には社台ファーム生産馬のハーツクライの名前もある。まだまだ完成途上と言えるステイフーリッシュだが、数年後にはハーツクライのように、世界にその名を轟かせる競走馬となっているのかもしれない。


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