重賞ウイナーレポート

2018年03月24日 日経賞 G2

2018年03月24日 中山競馬場 晴 良 芝 2500m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ガンコ

プロフィール

生年月日
2013年03月12日 05歳
性別/毛色
牡/青鹿毛
戦績
国内:28戦6勝
総収得賞金
160,541,000円
ナカヤマフェスタ
母 (母父)
シングアップロック by Singspiel(IRE)
馬主
杉澤 光雄
生産者
前谷 武志 (静内)
調教師
松元 茂樹
騎手
藤岡 佑介

 天皇賞(春)(G1)が視野に入る伝統の1戦、日経賞(G2)。重賞未勝利ながらも3番人気に支持されたガンコは堂々と、そして力強く最後の直線を駆け抜けた。

 「最後は、本当に力が入りました。外から馬が来ているのは分かりましたし、とにかく頑張ってくれと。この馬のことを完全に手の内に入れている藤岡騎手が力を出し切ってくれました」と最高の笑顔を見せてくれたのは、生産した前谷武志牧場(新ひだか町)の前谷卓也さん。この日は、杉澤光雄オーナーの声かけによって中山競馬場で愛馬優勝の瞬間に立ち会うことが出来たそうだ。

 「杉澤オーナーにとっても初めての重賞タイトルになったそうです。それは、私自身にとっても、それは最高の喜びです」と相好を崩し「本当に馬が好きで、そして熱心な方なのです。馬の状況も細かく教えてくれますし、感謝は言葉になりません」。オーナーはじめ関係者がレース終了後のウイナーズサークルで、馬を労うシーンはファンの間でも話題となった。

 牧場時代のガンコのことは「ナカヤマフェスタの初年度産駒です。例えるならガキ大将。馬格にも恵まれていましたし、馬の出来には自信がありました」。配合は、卓也さんが決めたそうだ。「本当はステイゴールドを配合したかったのですが、母のシングアップロックがやや小さめの馬でしたので、ステイゴールド系の中でも比較的馬格のあるナカヤマフェスタを選びました」と話し「種付料も重要なファクターでした」と笑った。

 杉澤オーナーの繁殖牝馬を預かることになったのがきっかけでオーナー所有馬となったガンコはケガや病気をすることなく順調に育ち1歳秋に近隣のヤマダステーブルへと移動する。

 第1回函館開催で、新種牡馬ナカヤマフェスタ産駒のデビュー第1号にもなったガンコは若さあふれる荒削りなレース内容で、それでも2着。デビュー2戦目はクロコスミアと、3戦目にはレインボーラインらと差の無い競馬をするも勝ちきれずに初勝利は3歳1月のダート1400m戦。以降は、ダートの中、長距離でキャリアを磨いた。転機になったのは4歳暮れ。障害練習を取り入れたあとに挑んだ芝の中距離特別を快勝。準オープン級を飛び越えて挑んだ日経新春杯(G2)は3着だったが、松籟Sをトップハンデで快勝し、重賞ウイナーへと上り詰めた。

 レース当日、関係者のみで行われた祝勝会に出席したのちに帰宅した前谷さんを待っていたのは、牧場仲間や関係者から送られた花々だった。「こんなにたくさんの方々に支えられていたからこそ、獲れた重賞タイトルなんだということを実感しました。次はもっと強い馬たちが相手になりますが、この馬らしい競馬を期待したいと思います」と応援エールを送っている。


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