重賞ウイナーレポート

2009年10月25日 菊花賞 Jpn1

2009年10月25日 京都競馬場 晴 良 芝 3000m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:スリーロールス

プロフィール

生年月日
2006年04月26日 03歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:11戦4勝
総収得賞金
187,955,000円
ダンスインザダーク
母 (母父)
スリーローマン by ブライアンズタイム(USA)
馬主
永井商事 (株)
生産者
武 牧場 (静内)
調教師
武 宏平
騎手
浜中 俊
  • 創業以来の初G1制覇にたくさんの祝福の花が届いた
    創業以来の初G1制覇にたくさんの祝福の花が届いた
  • 牧場スタッフの皆さん
    牧場スタッフの皆さん
  • 牧場看板
    牧場看板
  • 牧場風景
    牧場風景
 三冠最後の「第70回菊花賞」は新ひだか町田原の武牧場(武栄子社長)生産のスリーロールス(牡3歳、栗東・武宏平厩舎)がハナ差の接戦を制して3分3秒5(良)で優勝。同牧場は、昭和41年の創業以来、初のG1制覇となった。

 スリーロールスは、父ダンスインザダーク、母スリーローマン(その父ブライアンズタイム)という血統。2006年に新ひだか町の武牧場で生まれている。武牧場は日本の道100選にも選ばれた「二十間道路」沿いにあり、広大な土地を利用して生産、育成の一貫教育を行なっている牧場だ。スリーロールスの父は、種付当時2年連続で菊花賞優勝馬を出していたダンスインザダークで、母は2001年の府中牝馬Sで3着しているスリーローマン。生まれたときから期待の大きな馬だった。「いまでも500キロ近い馬格の馬ですが、その当時から将来は大きくなるだろうなぁ、という印象がありましたね」と同馬の牧場時代を振り返ってくれたのは武牧場の山ノ井紀明場長だ。

 その期待通りに大きなケガや病気をすることなくすくすくと育ち「大きい割には手がかからない、素直な馬でした。育成に入ってからは体全体を使って、バネのある動きをしていましたよ」という。「ある程度は出世してくれるという期待はありましたが、まさかこんな大きな仕事をしてくれるとは」と満面の笑みを浮かべた。

 2歳の夏に厩舎へ移動し、デビューは10月26日の京都競馬場。伝説と語り継がれる新馬戦だ。ここでアンライバルド、リーチザクラウン、ブエナビスタに次ぐ4着となった。「このメンバー相手にここまでできるのだから、将来は走ってくれるだろうな」という意を強くした1戦だった。

 夢、と表現したダービーの出走はならなかったが、夏の間に力をつけて、7分の6という確率の抽選でもぐりこんだ菊花賞でみごとに大輪を手中にした。

 「人気はあまりありませんでしたが、生産馬ですから、期待をもって応援していました」と山ノ井場長。とはいえ、さすがにゴール前は声も枯れんばかりに叫び、そしてゴール。手応えはあったが、電光掲示板には写真判定の文字。その文字は涙で霞んでよく見えなかったという。

 「まだまだ強くなる馬だと思います。これからはさらに相手も強くなるでしょうが、頑張って欲しい」と愛馬にエールを送っている。

 スリーロールスの次走は有馬記念が予定されている。

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