重賞ウイナーレポート

2005年01月09日 ガーネットS G3

2005年01月09日 中山競馬場 晴 良 ダ 1200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:メイショウボーラー

プロフィール

生年月日
2001年04月16日 04歳
性別/毛色
牡/黒鹿毛
戦績
国内:13戦5勝
総収得賞金
466,724,000円
タイキシャトル(USA)
母 (母父)
ナイスレイズ(USA) by Storm Cat(USA)
馬主
松本 好雄
生産者
日の出牧場 (浦河)
調教師
白井 寿昭
騎手
福永 祐一
  • メイショウボーラーの母ナイスレイズ
    メイショウボーラーの母ナイスレイズ
  • メイショウボーラーの母ナイスレイズ
    メイショウボーラーの母ナイスレイズ
  • 繁殖入りした半姉ニンナナンナ
    繁殖入りした半姉ニンナナンナ
  • メイショウボーラーの半妹(1歳)
    メイショウボーラーの半妹(1歳)
 今年、日高で一番目の重賞制覇となった生産牧場は浦河町杵臼の日の出牧場。
 幌別川の河川敷に広がる牧場地帯の中程に位置しており、現在9頭の繁殖牝馬を鎌田博隆社長夫妻と1名のスタッフで飼養している。近年ではキングフェデリア(14年新潟大賞典など)を輩出しているが、今回の本馬の快挙に牧場の喜びも大きい。

 本馬はデビュー4連勝を飾り注目を浴びたが、昨年はクラシック戦線を常に賑わせながらも惜敗が続き、ようやく3度目となる重賞制覇を達成し鎌田社長も「鬱憤が晴れました。強い勝ち方をしてくれましたしね」と嬉しそうだ。初ダート挑戦には「白井(寿昭)調教師と馬主(松本好雄氏)さんの英断のお陰ですね。福永騎手もさすがに上手く乗ってくれました」と陣営に感謝する。
 本馬には今後の古馬戦線に期待がかかるが「とにかく一生懸命に走ってくれる仔ですから楽しみです。しかし幼駒の頃はきかなくて、しょっちゅう噛まれていましたよ」と懐かしそうに笑う。

 本馬の母ナイスレイズ(母の父Storm Cat )は米国で1勝をあげているが、その後米国キーンランドのセリ市場で1998年に「世界的名馬の血統が欲しかった」(鎌田社長)と同牧場が購入し、持ち込み馬として輸入された期待の繁殖馬だ。その第1仔半姉のニンナナンナ(父Unbridled’s Song)は中央で3勝、第2仔全姉のマイミッシェルも中央で1勝を挙げ現在は2頭とも繁殖馬として同牧場に戻っている。本馬は第3仔になるが初めての男の仔が大活躍をしている事となる。
 また第4仔半弟のオースミナイス(父コマンダーインチーフ)3歳は中央に入厩しており春のデビューに向け調教中、第5仔の半弟(父テイエムオペラオー)2歳は地元浦河の育成場で調教中だ。明け1歳の半妹(父マリエンバード)は同牧場で放牧されており、時期的に冬毛をまといながらも気品の窺える馬格を見せている。さらに今年は、サンデーサイレンスの代表後継馬ともうわさされるダンスインザダークを父に持つ仔が4月に誕生の予定だという。
 名血で仔だしも良い母親に、本馬の快挙で益々兄弟に夢の膨らむ同牧場だ。

 本馬のレースには競馬場まで応援に行き続けた鎌田社長も、今回は自宅での応援となったが、レース後に電話で馬主の松本好雄氏と祝いを分かち合ったそうで幸せそうな笑顔がこぼれる。馬主界の重鎮でもある松本氏と生産者の方々のお付き合いは深く、公私にわたり関係を大事にされている様子で素晴らしい。

【ご挨拶】
 新しい年の取材が心地よくスタート出来ました。今年は取材陣も強化して、皆様に少しでも満足していただくようなレポートを送れるよう努力しますので、また1年宜しくお願いいたします。ダート短距離重賞・第9回ガーネットS(GIII)は、タイキシャトル産駒のメイショウボーラーが、平成15年のデイリー杯2歳S(GII)以来1年3カ月ぶりの重賞制覇を達成。ダート初戦での豪快な勝利で新境地を拓いた。

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