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JRA日本中央競馬会が北海道オータムセールで追加購買

  • 2019年10月22日
  • JRAが追加購買したダンカーク産駒の牝馬
    JRAが追加購買したダンカーク産駒の牝馬
  • JRA職員によるマイクロチップ検査を受けた
    JRA職員によるマイクロチップ検査を受けた
  • 堂々とした立ち姿を披露
    堂々とした立ち姿を披露

 10月15日、JRA日本中央競馬会は、新ひだか町静内神森にある北海道市場で開催された、日高軽種馬農業協同組合が主催する今年最後となる北海道市場のオータムセールにおいて、1頭を追加購買した。

 JRAは、今年6月の九州1歳市場から9月の北海道セプテンバーセールまでの1歳市場において、牡39頭、牝35頭の合計74頭を総額565,380,000円(税込)で購買。浦河町の日高育成牧場で生産した、牡1頭、牝8頭の合計9頭のJRAホームブレッドを合わせた83頭(牡40頭、牝43頭)がJRA育成馬となり、このうちの22頭(牡10頭、牝12頭)が宮崎県の宮崎育成牧場で、61頭(牡30頭、牝31頭)が日高育成牧場で管理され、育成調教が進められていた。

 しかし、日高育成牧場で管理していたセプテンバーセールで購買した牝馬が事故により予後不良。欠員が出たため、1頭の追加購買を決定したという。

 JRAが追加購買した1頭は、父ダンカーク、母グレイスサンセットの牝馬。購買金額は5,610,000円(税込)だった。購買された牝馬は翌16日夕方に日高育成牧場へ入厩。早速馴致に入った。

 JRA育成馬83頭は来年のJRAブリーズアップセールに上場予定。2005年から始まったJRAブリーズアップセールは、2012年から本年まで、8年連続で売却率100%を記録している。