8月4日、開設から40年目となるウインズ札幌で、40周年記念イベントの「Thanks Festival」が開催。ウインズB館隣にある札幌プラザ2.5では、野球評論家の佐々木主浩さんをゲストに招いたトークイベント「大魔神と一緒に予想しよう！」が開催された。

 この日は佐々木さんだけでなく、グリーンチャンネルに出演中の山本愛子さんと田中歩さんをアシスタントに招き、元映画館として使われていた札幌プラザ2.5の大型モニターを用いてのレース観戦を実施。また、ウインズ札幌開設40周年記念として、この日の札幌競馬場で行われた、ポプラ特別のレース予想だけでなく、小倉記念(G3)、レパードS(G3)といった、この日の重賞レースの予想、そして佐々木さんによるレース回顧も行われた。

 佐々木さんは1989年にドラフト1位で入団した横浜大洋ホエールズ時代に入団。1991年からはクローザーとしてチームの勝利に貢献してきただけでなく、数々の記録を打ち立て、愛称の「ハマの大魔神」は、その年の流行語大賞にも選ばれた。00年からはシアトル･マリナーズに移籍。メジャー新人記録となる37セーブをあげる活躍を残し、その年のアメリカンリーグ新人王に選ばれるなど、4シーズンで129セーブを記録する。2004年シーズンからは横浜ベイスターズへと復帰し、2005年のシーズン中に引退を発表。日本球界であげた252セーブは歴代3位の記録ともなっている。

 また、競馬ファンでもある佐々木さんは、馬主としてもヴィルシーナ、ヴィブロス、シュヴァルグランといったG1馬を所有しており、そのシュヴァルグランが出走したキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1)では、アスコット競馬場まで出かけて、愛馬に声援を送っていた。

 キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1)はグリーンチャンネルでも放送されていたが、その時に司会進行を務めていたのが田中さん。以前にアスコット競馬場にも取材で足を運んでいた田中さんは、佐々木さんと共に競馬場の印象や、レースの思い出なども語り合っていた。

 イベントの終了後にはプレゼント抽選会も行われ、佐々木さんからは所有馬のぬいぐるみや、実際にアスコット競馬場で購入してきた、巾着袋などがイベント参加者に渡されていた。この日、開催中の札幌競馬場から駆けつけたという競馬ファンは、「大画面で見る競馬はまた違った迫力もありましたし、広い座席でゆったりと座って競馬観戦できたのも良かったです」と話していた。この日は勝馬投票券購入者先着1,000名を対象とした抽選会も行われただけでなく、ウインズデーの17日、18日には扇子やマルチクロスがプレゼント。また、18日にはオシャレ家電が当たる抽選会も実施。17日、18日のエクセルフロアは通常の半額となる500円で入場できるなど、様々なイベントが行われる。

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