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ミッキーアイルがオーストラリアへ出国

  • 2019年08月01日
  • 旅支度をするミッキーアイル
    旅支度をするミッキーアイル
  • 3年連続でのシャトル供用となる
    3年連続でのシャトル供用となる
  • 慣れた様子で馬運車に乗り込んだ
    慣れた様子で馬運車に乗り込んだ

 7月12日朝、安平町早来源武にある社台スタリオンステーションにおいて、2017年から種牡馬生活を送るミッキーアイルが、オーストラリアでシャトル供用されるため、白老町社台にある日本軽種馬協会胆振輸出検疫施設へ移動。その後、無事検疫期間を終えた7月26日夜に新千歳空港から出国した。

 ミッキーアイルは父ディープインパクト、母スターアイル、母の父ロックオブジブラルタルという牡8歳の鹿毛。安平町のノーザンファームの生産馬で、2012年のセレクトセール1歳セッションにおいて、79,800,000円(税込)で取引された市場取引馬だ。現役時代は2014年のNHKマイルC(G1)、2016年のマイルチャンピオンシップ(G1)を制覇するなど20戦8勝の成績をあげた。

 ディープインパクトが送り出した快速馬として人気が高く、今年も日本では140頭ほどの繁殖牝馬と交配。7月のセレクトセールでは、1歳セッションは上場馬3頭を完売。当歳セッションは75,600,000円(税込)で取引される産駒もいた。北海道セレクションセールでも上場馬が売却されている。

 社台スタリオンステーション事務局は「産駒は今年のセレクトセールでも高額で取引されていました。この馬の持つスピードはずば抜けていると思っていますので、オーストラリアでもフィットすると期待しています」と語った。

 シャトルは3年連続3回目。繋養先は引き続きアローフィールドスタッドとなる。現地での種付料は13,750オーストラリアドルに設定されている。