馬産地ニュース

新ひだか町博物館で企画展「ウマ その進化と特徴」

  • 2019年07月31日
  • 新ひだか町博物館で開催中の企画展
    新ひだか町博物館で開催中の企画展
  • 30枚のパネルでウマの進化と特徴を紹介
    30枚のパネルでウマの進化と特徴を紹介
  • 貴重な百三十二馬毛図も展示
    貴重な百三十二馬毛図も展示

 7月30日、新ひだか町静内山手町にある新ひだか町博物館において、令和元年度新ひだか町博物館企画展「ウマ その進化と特徴」が始まった。企画展は8月18日まで(休館日は8月5日、13日)。入場無料。開館時間は午前10時から午後6時。

 企画展は新ひだか町教育委員会の主催で主管は新ひだか町博物館。日高地方の主要産業のひとつである馬産への興味や関心を深める事業として開催した。企画展の開催に際しては、公益財団法人馬事文化財団JRA競馬博物館、JRA日本中央競馬会日高育成牧場、日胆地区博物館等連絡協議会、浦河町立郷土博物館友の会が後援した。

 企画展では、JRA競馬博物館所蔵パネルにより馬の進化と特徴を紹介。30枚のパネルを使って、馬の先祖とされるエオヒップス(ヒラコテリウム)の骨格、馬の進化、メソヒップス、プリオヒップス、エクウスの骨格模型、ロバ、シマウマといったウマ科、さまざまなハミ、馬具の発展、日本の馬具、競走用の馬具、日本在来種、日本在来馬の飼養頭数、日本在来馬の特徴、絶滅した日本在来馬などを説明。また、独立行政法人家畜改良センター新冠牧場が所蔵する、様々な毛色の馬を描いた作品「百三十二馬毛図」(作者、年代不詳)もお披露目されている。

 問い合わせは新ひだか町博物館(電話:0146-42-0394)