馬産地ニュース

市場取引馬がシンガポールへ

  • 2019年06月28日
  • シンガポールでの活躍が期待される日本産馬
    シンガポールでの活躍が期待される日本産馬
  • 消毒される馬運車
    消毒される馬運車
  • 厳戒態勢が取られた検疫施設
    厳戒態勢が取られた検疫施設

 6月27日、セレクトセールと北海道市場で海外バイヤーに売却された市場取引馬が、成田国際空港からシンガポールへ輸出された。

 今回輸出されたのは、2017年のセレクトセール1歳において23,760,000円(税込)で取引された3歳のダンカーク産駒、2018年の北海道サマープレミアムセールにおいて5,615,000円(税込)で取引されたエピファネイア産駒、同じく2018年のサマーセールにおいて4,860,000円(税込)で取引されたカレンブラックヒル産駒と3,348,000円(税込)で取引されたキングヘイロー産駒、2018年のオータムセールにおいて1,620,000円(税込)で取引されたリアルインパクト産駒の5頭。5頭は6月20日に白老町社台にある日本軽種馬協会胆振輸出検疫施設に入厩。21日からの輸出検疫を終えると、フライトのため千葉県の成田国際空港へ向かった。

 輸出関係者は「エピファネイア、カレンブラックヒル、リアルインパクトといった2歳世代が初年度産駒になる新種牡馬の産駒が、シンガポールでどのような走りを見せてくれるか楽しみです。無事に入国して活躍してくれることを祈っています」と話した。