6月19日、ホッカイドウ競馬が開催されている日高町富川西の門別競馬場において、｢北海道胆振東部地震 復興応援ナイター｣が行われた。

 これは昨年9月に発生した北海道胆振東部地震によって被害を受けた近隣自治体による復興応援イベント。安平町、厚真町、むかわ町が催した。

 当日は競馬場で、安平町特産のチーズ、日本酒、厚真町特産のハスカップゼリーや海鮮、むかわ町特産の鵡川ししゃもなどの特産品が当たるプレゼント抽選会、安平町、厚真町、むかわ町の住民先着100名に、門別競馬場内の飲食店で使える優待チケット配布などを実施。また、とねっこ広場には、2019年4月にオープンした安平町の道の駅｢あびらD51ステーション｣のオリジナルグッズ、安平町産のそば粉を使った｢早来そば｣、厚真町のハスカップジャム、海鮮塩焼きそば、むかわ町の地元食材を使った餃子、むかわ和牛のハンバーガーなどを販売する特産市も出店した。

 この日の第10競走では、安平町･厚真町･むかわ町協賛｢復興支援ありがとう特別｣を実施。優勝したダモンデの関係者に、安平町、厚真町、むかわ町の3町から、副賞として豪華特産品が贈られた。

 厚真町から来た男性は、｢ホッカイドウ競馬には、昨年10月に復興支援競走で元気づけてもらいました。今日はそのお返しの意味も込めてたくさん馬券を買って、お馬さんや騎手に声援を送りたいと思います｣と話した。