馬産地ニュース

新ひだか町でAiba祭

  • 2019年06月06日
  • イベント効果で驚異的な発売金額を記録したAiba静内
    イベント効果で驚異的な発売金額を記録したAiba静内
  • 会場となったさくらセレモニーホール
    会場となったさくらセレモニーホール
  • ホール内は多くの来場者で熱気に包まれた
    ホール内は多くの来場者で熱気に包まれた

 6月5日夜、ホッカイドウ競馬支援事業実行委員会(委員長:大野克之新ひだか町長)は、新ひだか町静内木場町にあるさくらセレモニーホールにおいて、ホッカイドウ競馬応援イベント「Aiba祭」を開催した。

 ホッカイドウ競馬支援事業実行委員会は、新ひだか町農林水産部農政課静内支所に事務局を置き、新ひだか町、新冠町、新冠町農業協同組合、しずない農業協同組合、みついし農業協同組合、日高軽種馬農業協同組合、静内軽種馬生産振興会、三石軽種馬生産振興会、新冠町軽種馬生産振興会で構成。馬産地にあるホッカイドウ競馬を応援しようと、ホッカイドウ競馬場外発売所「Aiba静内」に隣接するさくらセレモニーホールで毎年行われている恒例イベントで、イベントには(株)さくら葬祭、浦河地方法人会軽種馬支部、日高軽種馬振興会長連絡協議会、みなみ北海道農業共済組合、北海道日高振興局が協力している。

 今年初めてのAiba祭会場には、仕事を終えた会社員や町民、牧場関係者、競馬ファンらが続々と来場。勝ち馬投票券を購入して、会場内に設置されたモニターや大型スクリーンでホッカイドウ競馬を観戦した。

 ホール内や入り口には、手打ちそばやフランクフルト、焼きイカ、焼きホタテ、やきそば、フライドポテト、から揚げ、いももち、チョコバナナ、ホットドック、ホッキフライ、やきとり、つくね、豚串、あげたこ、ジンギスカン、アスパラベーコン、おもちゃくじなどを販売する屋台も出店。来場者は競馬のほか、大型液晶テレビ、みついし牛、静内産米「万馬券」などの豪華景品が当たる抽選会も楽しんだ。

 この日のAiba静内には通常の倍以上となる507人の入場人員を記録し、発売額は計画比422.12%となる2,786,000円を記録。入場人員は門別競馬場やAiba札幌中央、Aiba札幌駅前などを上回り、全場外発売所ではトップ、発売金額も全場外発売所では最も多かった。

 今年のAiba祭は年4回開催。次回は8月1日、その次は9月4日、最後は11月4日を予定している。実行委員会関係者は「去年より1回減りましたが、Aiba祭を始めたころの志を忘れずに、その分を1回1回に集中して、売り上げに大きく貢献してホッカイドウ競馬を盛り上げていきたい」と話した。