馬産地ニュース

門別競馬場でコスモバルクをお披露目

  • 2019年05月07日
  • 門別競馬場でお披露目されたコスモバルク
    門別競馬場でお披露目されたコスモバルク
  • 上杉周大さんと村本浩平さんのトークショー
    上杉周大さんと村本浩平さんのトークショー
  • 先着30組が参加した記念撮影会
    先着30組が参加した記念撮影会

 5月1日、ホッカイドウ競馬開催されている日高町富川西の門別競馬場においてコスモバルクがお披露目された。

 コスモバルクが門別競馬場に来場するのは9年連続9回目。「コスモバルク号がやってくる!トークショー&記念撮影会」というイベントとして実現した。

 当日は小雨が降るあいにくの天候となったが、コスモバルクは午後12時になるとパドックに登場。多くのファンがパドックを囲んでホッカイドウ競馬が生んだスターホースとの再会を喜んだ。

 トークショーではホッカイドウ競馬オフィシャルサポーター・上杉周大さんと馬産地ライター・村本浩平さんがマイクを握り、コスモバルクの現役時代の活躍を振り返り、18歳とは思えぬ若々しい姿に「平成から令和になったことがわかってるようですね」と称賛した。

 トークショーに続いては先着30名を対象とした、コスモバルクオリジナルグッズ付きの記念撮影会を実施。早くから並んで整理券を手に入れた30組がコスモバルクとのツーショット撮影に笑顔を見せた。

 コスモバルクは父ザグレブ、母イセノトウショウ、母の父トウショウボーイという牡18歳の鹿毛。三石町美野和(現新ひだか町三石美野和)にある加野牧場で2001年に生産された。岡田美佐子氏(のちにビッグレッドファーム)の所有馬、ホッカイドウ競馬認定厩舎制度の最初の適用馬として田部和則厩舎からデビュー。中央競馬や海外への遠征を続けて、2006年のシンガポール国際C(G1)、2004年のセントライト記念(G2)、弥生賞(G2)、2003年のラジオたんぱ杯2歳S(G3)を制するなど48戦10勝の成績を残した。現役引退後は新冠町明和にあるビッグレッドファームにて、功労馬として余生を送っている。