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期間限定騎乗の加藤誓二騎手が初勝利

  • 2019年04月18日
  • オープニングレースで勝利した加藤誓二騎手
    オープニングレースで勝利した加藤誓二騎手
  • 勝利に導いたクリスマスカクタス関係者との記念写真
    勝利に導いたクリスマスカクタス関係者との記念写真
  • 笑顔でインタビューに答えた
    笑顔でインタビューに答えた

 4月17日、2019年のホッカイドウ競馬が開幕した日高町富川にある門別競馬場において、この日から期間限定騎乗を開始した加藤誓二騎手が第一競走で初勝利を記録した。

 加藤騎手は滋賀県出身の36歳。地方競馬教養センター長期騎手課程第73期生で2001年に名古屋競馬でデビュー。2010年に一度引退したが2015年に復帰した。期間限定騎乗中は川島雅人厩舎に所属。7月18日まで騎乗する。

 第一競走で自厩舎のクリスマスカクタスに騎乗した加藤騎手は、好スタートから先手を奪うとマイペースに持ち込みそのまま逃げ切ってゴール。門別競馬場での初騎乗を初勝利で飾った。

 加藤騎手はスキルアップのために期間限定騎乗を決意。兄弟弟子の阪野学騎手がホッカイドウ競馬で活躍する姿に刺激を受け、ホッカイドウ競馬での騎乗を志願したという。

 ホッカイドウ競馬の印象について加藤騎手は「コースはほかの競馬場より砂が深いので工夫が必要と感じました。とにかく2歳のレベルが高く、この時期から2歳戦があるのは技術の高さも感じます。今日は良い馬に乗せてもらいました。川島先生、馬主さん、スタッフの方々に感謝です。短い間ですが門別競馬場を盛り上げるように、そして、一つでも前の着順を目指してファンの皆様に貢献したい。あとはここで学んだことを今後の自分の騎手人生に生かしていきたい」と話した。