馬産地ニュース

2019年度産地馬体検査3日目

  • 2019年04月15日
  • 検査を受ける2歳馬
    検査を受ける2歳馬
  • ダイワスカーレット17、申請馬名ダイワクンナナ(牝、父ノヴェリスト)
    ダイワスカーレット17、申請馬名ダイワクンナナ(牝、父ノヴェリスト)
  • ミッキークイーンの全妹となる申請馬名リズムオブラヴ(牝、父ディープインパクト)
    ミッキークイーンの全妹となる申請馬名リズムオブラヴ(牝、父ディープインパクト)
  • ミッキーロケットの半妹、申請馬名ゴンフレナ(牝、父ヴィクトワールピサ)
    ミッキーロケットの半妹、申請馬名ゴンフレナ(牝、父ヴィクトワールピサ)
  • マルカキャンディ17、申請馬名コハクトウ(牝、父ルーラーシップ)はベルシャザールの半妹でもある
    マルカキャンディ17、申請馬名コハクトウ(牝、父ルーラーシップ)はベルシャザールの半妹でもある

 2019年度産地馬体検査3日目は、安平町早来にある北海道ホルスタイン協会家畜市場にて4月11日に実施。社台グループの良血2歳馬が大挙して受検するとあって、前日までより多くの報道陣が集まり熱心に取材する姿が見られた。

 新種牡馬の産駒は、エスケンデレヤ、エピファネイア、キズナ、スピルバーグ、フェノーメノ、リアルインパクトなど。エピファネイアの産駒の中には、05年のクイーンC(G3)勝ち馬、ライラプスの9番仔(牡、申請馬名シアンフィデール)や、10年のクイーンC(G3)を勝ったアプリコットフィズの4番仔となる牝馬(申請馬名フローズンスタイル)など、重賞勝ち母を持つ産駒が目立った。

 重賞勝ち母の産駒たちは他にも。ダイワスカーレットの7番仔、申請馬名ダイワクンナナ(牝、父ノヴェリスト)を筆頭に、ドナウブルー産駒の申請馬名ダーヌビウス(牝、父キングカメハメハ)、ヒカルアマランサス産駒の申請馬名フレジエ(牝、父ハービンジャー)、ムードインディゴ産駒の申請馬名ルビーカサブランカ(牝、父キングカメハメハ)、マルカキャンディ産駒の申請馬名コハクトウ(牝、父ルーラーシップ)など、世代を超えた名牝の子供達が共演した。

 重賞勝ち馬の弟、妹たちも続々と受験。ワールドエースの半弟となる申請馬名ヴェルトライゼンデ(牡、父ドリームジャーニー)やミッキーロケットの半妹・申請馬名ゴンフレナ(牝、父ヴィクトワールピサ)、ミッキークイーンの全妹・申請馬名リズムオブラヴ(牝、父ディープインパクト)、ミラクルレジェンドの半弟・申請馬名ヒロイックテイル(牡、父スクリーンヒーロー)など、良血馬がズラリ。

 産地馬体検査を経て早々に競走馬登録を終えた2歳馬たちは、来るべきデビューに備える。