馬産地ニュース

門別競馬場で2回目の競走能力・発走調教検査

  • 2019年03月22日
  • 今年2回目の競走能力・発走調教検査
    今年2回目の競走能力・発走調教検査
  • 一番時計はエピファネイア産駒のアイズオンユー
    一番時計はエピファネイア産駒のアイズオンユー
  • マジンプロスパー産駒のトーケンマコット
    マジンプロスパー産駒のトーケンマコット
  • ヴァンセンヌ産駒のネイチャークラウド
    ヴァンセンヌ産駒のネイチャークラウド

 3月21日、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、ホッカイドウ競馬の今年2回目の競走能力・発走調教検査が行われた。

 曇り、良馬場のコンディションで行われた第2回目の検査は、2歳馬34頭、6歳馬1頭の合計35頭が出走。全7レース行われ、練習条件付きの1頭を含め、全頭が検査に合格した。

 この日は祝日ということもあり、一般開放されたスタンドには、馬主や牧場関係者に混じり、熱心なファンも見学に訪れ、検査の様子を見守った。

 一番時計は50.1秒を記録したアイズオンユー。牝2歳のアイズオンユーは、新ひだか町にあるチャンピオンズファームのオーナーブリーディングホースで、田中淳司厩舎の管理馬。父は2013年の菊花賞(G1)、2014年のジャパンC(G1)勝ち馬で、2歳世代が初年度産駒となるエピファネイア、母は2000年の小倉3歳S(G3)の勝ち馬リキセレナードという血統となる。スタートダッシュを決めるとそのまま後続に大差を付け先頭でゴールを駆け抜けた。

 また、ほかの2歳新種牡馬では、1レースにはトゥザワールド産駒のミカチャンとシティーリヴァー、マジンプロスパー産駒のトーケンマコット、2レースにはカレンブラックヒル産駒のパドゥーラ、4レースにはヴァンセンヌ産駒のネイチャークラウド、5レースにはマジェスティックウォリアー産駒のプリティアも出走した。

 北海道軽種馬振興公社によると、今年は暖冬のため雪解けが例年より早かったため、2歳馬の調教も全体的に進んでいるという。