馬産地ニュース

ブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬展示会

  • 2019年02月19日
  • 新種牡馬のグレーターロンドン
    新種牡馬のグレーターロンドン
  • 大竹正博調教師も見守った
    大竹正博調教師も見守った
  • 新入厩のスピルバーグ
    新入厩のスピルバーグ
  • 新入厩のディープブリランテ
    新入厩のディープブリランテ

 2月13日、サラブレッド・ブリーダーズ・クラブは、日高町富川東にあるブリーダーズ・スタリオン・ステーションにおいて、2019年度種牡馬展示会を開催した。

 展示会では初のお披露目となった新種牡馬グレーターロンドンや、社台スタリオンステーションから移ってきた新入厩馬のスピルバーグとディープブリランテなど、17頭の繋養種牡馬を展示。晴天のなか、450人近くのオーナーや生産者、関係者が熱い視線を送った。

 展示会のトップバッターを務めたのは新種牡馬のグレーターロンドン。この日のために展示会に駆けつけた大竹正博調教師は「この馬はディープインパクト産駒らしい、末脚をどの競馬でも繰り出していたのは、皆様の記憶の中にあると思います。最後、中京記念(G3)で念願の重賞を勝ちまして、そのあとスタッドインしたんですが、まだこの馬はやり残していることはいっぱいあります。ここにいる皆様方と産駒に託して、自身が叶わなかったG1タイトルを獲りたいです」とあいさつした。

 その後は新入厩のスピルバーグとディープブリランテ、2歳新種牡馬のグランデッツァ、初仔が1歳のダノンシャーク、ラブリーデイ、リオンディーズ、初仔が当歳のコパノリッキー、実績馬のシビルウォー、トーセンジョーダン、ベルシャザール、ストロングリターン、ヴィクトワールピサ、ゼンノロブロイ、シンボリクリスエス、ジャングルポケットが次々と登場し、トリは大黒柱のブラックタイドが漆黒の馬体で貫録を見せた。