馬産地ニュース

日本軽種馬協会静内種馬場で種付安全祈願祭

  • 2019年02月05日
  • 種付所内で執り行われた種付安全祈願祭
    種付所内で執り行われた種付安全祈願祭
  • 厩舎の神棚前でもお祓いした
    厩舎の神棚前でもお祓いした
  • 参列者に披露されたデクラレーションオブウォー
    参列者に披露されたデクラレーションオブウォー

 2月4日、新ひだか町静内田原にある日本軽種馬協会静内種馬場において、種付け、出産シーズンにおける人馬の無病息災、愛馬の活躍を願う、種付安全祈願祭が執り行われた。

 種付安全祈願祭には、本協会副会長理事で日高軽種馬農業協同組合の木村貢代表理事組合長、渡邉和典理事、木村晃悦理事、川越敏示参事、日本軽種馬協会静内種馬場の中西信吾場長をはじめとした職員や種馬場スタッフ、生産育成技術者研修第40期生など30人が参列。静内神社宮司の神事に従い祭壇に玉串を捧げた。

 終了後には本年から日本で種牡馬として供用を開始する期待の新種牡馬、デクラレーションオブウォーを参列者にお披露目。雄大な馬体と力強いフットワークに注目が集まった。

 中西場長は「デクラレーションオブウォーは新しい環境にすっかり慣れ、来日した当初とは見違えるほど素晴らしい馬体になりました。おかげさまをもちまして、すでに198頭の配合がすでに決定し、現在は満口でキャンセル待ちがでています。当日の状況を見て、できる限り皆様のご要望にお応えしていく予定です。今年は8頭の種牡馬ラインナップです。去年以上の頭数を種付けしていきたいと考えております。若いスタッフも入ってきました。若いスタッフと馬たちでシーズンを乗り切ろうと思います。ご迷惑をおかけすることもあるとは思いますが、よろしくお願いいたします」と挨拶。木村貢副会長理事は「今年1年、人馬無事で、また、昨年より成績が上がるように皆さんに頑張っていただきたい。わたくしたち協会会員もできる限り協力いたします」と激励した。