さっぽろ雪まつりで、サラブレッドの大雪像が展示される
1月31日(大通会場は2月4日)から始まった、「第70回さっぽろ雪まつり」の大通5丁目東会場「道新 雪の広場」において、「北海道を駆ける!サラブレッド」というテーマの大雪像が展示されている。
この大雪像だが幅は16m、高さは12m、奥行13m(台座も含む)ものスケールを有しており、制作にあたってはJRA札幌競馬場が協賛している。制作人員はのべ1,050人で、制作日数は28日間。また、5トントラックの換算で260台分という雪で出来上がったこの雪像であるが、その内の約半分は札幌競馬場から採雪した雪を使用している。
また17時30分から22時までの間は「JRA札幌競馬場presents」として、「北海道を駆ける!サラブレッド 光と音のライトアップショー」が開催。2頭のサラブレッドが四季折々の放牧地を駆け巡る姿や、札幌時計台やJRA札幌競馬場のスタンドなどを背景に、レースへと挑んでいく姿が約4分間に渡って映し出されると、詰めかけた観客からは拍手も起こっていた。
この大雪像とライトアップショーだが、馬産地北海道で逞しく育ってきたサラブレッドのように、昨年9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震の困難を乗り越え、力強く歩んでいきたいという願いも込められている。ライトアップショーは会場の混雑状況にもよるが、約3分から5分間隔で上映されていく。