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リアルインパクトが再入厩

  • 2019年02月01日
  • シャトル供用を終えたリアルインパクト
    シャトル供用を終えたリアルインパクト
  • 約半年ぶりに我が家へ帰ってきた
    約半年ぶりに我が家へ帰ってきた
  • 2019年の種付料は受胎条件80万円
    2019年の種付料は受胎条件80万円

 1月29日午前、安平町早来源武にある社台スタリオンステーションに、オーストラリアでのシャトルを終えたリアルインパクトが、約半年ぶりに帰厩した。

 2016年から3年連続でシャトルされたリアルインパクトは、種付料19,250オーストラリアドルでアローフィールドスタッドに供用。ディープインパクトの後継として、1年目、2年目と変わらぬ人気を集めたという。

 社台スタリオンステーション事務局は「昨年の南半球のせりにおいて産駒が240,000ドルという金額で取引された産駒もおり、高い評価を得ています。日本では今年、初年度産駒がデビューを迎えます。日本でも安定した人気があり、すでに数多くの配合の予約をいただいております。昨年、怪我で種付けを休んだ分まで今年は頑張ってほしいですね。半年ぶりに見ましたが、コンディションは良さそうです」と話した。

 リアルインパクトは父ディープインパクト、母トキオリアリティー、母の父メドウレイクという血統の牡11歳鹿毛。半兄にはネオリアリズム、アイルラヴァゲインと2頭の重賞勝ち馬がいる。

 競走成績は30戦5勝。3歳時の2011年春に安田記念(G1)で古馬を一蹴し、2013年、2014年には阪神C(G2)連覇を果たした。2015年にはオーストラリアへ遠征しジョージライダーS(G1)で海外G1初制覇を成し遂げた。2019年の種付料は受胎条件80万円と発表されている。