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ミッキーアイルが帰厩

  • 2019年02月01日
  • オーストラリアから帰厩したミッキーアイル
    オーストラリアから帰厩したミッキーアイル
  • 社台スタリオンステーションは昨年7月以来
    社台スタリオンステーションは昨年7月以来
  • 2019年の種付料は受胎条件150万円
    2019年の種付料は受胎条件150万円

 1月29日、オーストラリアのアローフィールドスタッドにおいてシャトル供用されていたミッキーアイルが、安平町早来源武にある社台スタリオンステーションに、元気な姿で半年ぶりに帰厩した。

 ミッキーアイルのシャトルは種牡馬入りした2017年から2シーズン連続。現地での人気も高く、種付け料は13,750オーストラリドルで初年度同様の人気を集めたという。

 ミッキーアイルは父ディープインパクト、母スターアイル、母の父ロックオブジブラルタルという血統。安平町早来源武のノーザンファームにて生産された牡8歳の鹿毛で、2012年の日本競走馬協会主催のセレクトセール1歳セッションにおいて、7,980万円(税込)で取引された市場取引馬として知られる。

 野田みづき氏の所有馬、栗東の音無秀孝厩舎の管理馬として2013年から2016年まで競走生活を送り、通算成績は20戦8勝。デビュー2戦目から3つの重賞を含む破竹の5連勝で逃げ切った2014年のNHKマイルC(G1)、イスタボニータ、ネオリアリズム、ダノンシャーク、サトノアラジンなどをねじ伏せた2016年のマイルチャンピオンシップ(G1)などを、自慢のスピードで制した。

 日本では2017年が147頭、2018年が159頭に種付け。2019年の種付け料は受胎条件150万円に設定されている。事務局は「種牡馬入りしてから大きな怪我もなくすこぶる順調にきています。南半球でも安定した支持を集めており、言うことありません。しっかりケアして3年目のシーズンも万全の体制で臨んでいきます」と話している。