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マインドユアビスケッツがスタッドイン

  • 2019年02月01日
  • スタッドインしたマインドユアビスケッツ
    スタッドインしたマインドユアビスケッツ
  • 種付料は受胎条件200万円となっている
    種付料は受胎条件200万円となっている
  • 父ポッセはデピュティミニスター系種牡馬
    父ポッセはデピュティミニスター系種牡馬

 1月27日午前6時50分頃、安平町早来源武にある社台スタリオンステーションに、本年から種牡馬として新たに導入されるマインドユアビスケッツが、アメリカから元気な姿でスタッドインした。種付料は受胎条件200万円となっている。

 マインドユアビスケッツは父がポッセ、母がジャズメイン、母の父がトケットという牡6歳栗毛のアメリカ産馬。現役時代はアメリカやドバイで走り、2017年、2018年のドバイゴールデンシャヒーン(G1)連覇、2016年のマリブS(G1)、2017年のベルモントスプリントチャンピオンシップS(G2)、2016年のアムステルダムS(G2)、2018年のルーカスクラシックS(G3)と、1200mから1800mで6つの重賞を制覇するなど25戦8勝の成績をあげた。

 社台スタリオンステーション事務局は「2月5日の展示会まで時間がないため、検疫所でコンディションを整えていました。経験豊富なスタッフが寸暇を惜しんで懸命に仕上げてきた甲斐もあって、状態はパーフェクトに近いです。引退レースとなったブリーダーズカップクラシック(G1)後とはまったく別の馬のようですよ。画面の外から飛んできた2017年のドバイゴールデンシャヒーン(G1)、トラックレコードで連覇した2018年と短距離のG1を勝っていますが、短距離馬という体型ではないですね。サイズも程よく配合がしやすい種牡馬と思います。デピュティミニスター系の種牡馬は当スタリオンと相性が良いですので、フレンチデピュティやクロフネのように息の長い活躍を期待しています」と話した。