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タリスマニックがスタッドイン

  • 2019年02月01日
  • スタッドインしたタリスマニック
    スタッドインしたタリスマニック
  • 馬運車から降りて新天地に到着
    馬運車から降りて新天地に到着
  • 用意された馬房のプレート
    用意された馬房のプレート

 1月26日、日高町富浜にあるダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスに、本年から種牡馬として新たに供用を開始するタリスマニックがスタッドインした。

 タリスマニックは父メダーリアドーロ、母マジックミッション、母の父マキャヴェリアンという牡6歳黒鹿毛の英国産馬。母はアメリカの重賞勝ち馬で、近親にはディープインパクト、レイデオロ、ブラックタイド、ウインクリューガー、ロジクライなどがいる。

 タリスマニックの競走成績は23戦8勝。フランス、アメリカ、香港、ドバイと世界を股にかけ、2017年のBCターフ(G1)、モーリスドニュイユ賞(G2)、2018年のゴントービロン賞(G3)などを制覇した。

 2019年の種付料は出生条件180万円。加治屋正太郎ノミネーションマネージャーは「引退レースだった昨年のブリーダーズカップターフ(G1)を使ったあとから種牡馬として準備する期間がたっぷりとあったため、体は本当にパーフェクトな状態でスタッドインすることができました。派手な馬体をして見栄えがする馬。性格も良く検疫期間中も問題なく過ごせました。おかげさまで皆様からの注目も高く、たくさんのお問い合わせをいただいております。これからが本当に楽しみです」と話した。