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日本軽種馬青年部連絡協議会が定期総会

  • 2018年11月28日
  • 札幌市内のホテルで開かれた定期総会
    札幌市内のホテルで開かれた定期総会
  • 義援金活動の報告をする佐々木拓也会長
    義援金活動の報告をする佐々木拓也会長
  • 議長として議事を進行した田中駿氏
    議長として議事を進行した田中駿氏

 11月27日、全国の各地区軽種馬青年部で組織する日本軽種馬青年部連絡協議会(佐々木拓也会長、会員数228名)は、札幌市中央区にあるアパホテル札幌すすきの西地下1階メイプルにおいて、第28回定期総会を開催した。

 協議会は軽種馬生産及び育成技術の向上のため研究活動を行うとともに、親睦と教養を高め、軽種馬生産発展に寄与することを目的とした団体。総会には委任状を含め134名が出席した。

 総会開催前には、協議会が10月8日のマイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)当日に盛岡競馬場で実施した、北海道胆振東部地震義援金活動について、佐々木会長が報告。競馬場に訪れた多くの競馬ファン、家族連れ、高齢者など幅広い層から173,140円の善意の募金が集まったという。これに募金活動に賛同したウインバリアシオン会から寄せられた51,390円をあわせた224,530円に、佐々木会長の寄付金をあわせた総額230,000円を、ホッカイドウ競馬開催最終日となった11月15日の門別競馬場で、佐々木会長が長浜大介副会長とともに北海道軽種馬振興公社の笠原鉄也専務理事に贈呈。佐々木会長は「私自身が東日本大震災の時に全国の皆様から支援を受けたことを受け、いつか恩返しがしたいと思っていました。これからも何かあれば軽いフットワークで行動したい」と話した。

 議事は日高地区の田中駿氏を議長に選出して進行。平成29年度事業報告並びに収支決算、平成30年度事業計画並びに収支予算、年会費の徴収など、事務局から上程されたすべての議案が満場一致で承認された。