馬産地ニュース

アグニシャインがレックススタッドにスタッドイン

  • 2018年10月11日
  • 来年から種牡馬として供用されるアグニシャイン
    来年から種牡馬として供用されるアグニシャイン
  • ハービンジャーの初後継種牡馬となる
    ハービンジャーの初後継種牡馬となる
  • ディープインパクトやレイデオロと同じファミリーとなる
    ディープインパクトやレイデオロと同じファミリーとなる

 新ひだか町静内目名にあるレックススタッドに、来年から種牡馬として供用を開始するアグニシャインがスタッドインした。

 アグニシャインは父ハービンジャー、母ガールオンファイア、母の父アグネスタキオンという血統の牡4歳の栗毛。安平町早来源武のノーザンファーム生産馬で、おじには2012年の帝王賞(Jpn1)を制覇したゴルトブリッツ、近親には2017年の日本ダービー(G1)馬レイデオロ、ディープインパクト、ブラックタイドなどがいる。2015年のセレクトセールサラブレッド1歳において、27,000,000円(税込)で取引された市場取引馬となる。

 アグニシャインの競走成績は4戦1勝。片山晃氏の所有馬、美浦の金成貴史厩舎の管理馬として、2016年9月のメイクデビュー中山でデビュー。このときは今年のTCK女王盃(Jpn3)に優勝したミッシングリンクらに先着する3着となった。2戦目で勝ち上がったが、屈腱炎を発症したため、8月16日付でJRAの競走馬登録を抹消していた。

 事務局の(株)レックスは「アグニシャインはハービンジャーの産駒として初の後継種牡馬になります。セレクトセールでも高い評価を受けた期待馬でしたが、故障のため志半ばでの引退、種牡馬入りとなりました。ディープインパクトやブラックタイド、レイデオロなどと同じ一族ということで血統的にも楽しみです」と期待した。