馬産地ニュース

JBBAが第2回担い手研修

  • 2018年09月10日
  • 約60人が出席した第2回担い手研修
    約60人が出席した第2回担い手研修
  • 主催者を代表してあいさつする日本軽種馬協会生産対策部の渡邉孝徳部長
    主催者を代表してあいさつする日本軽種馬協会生産対策部の渡邉孝徳部長
  • 講師を務めた折笠会計事務所の斉藤雪恵税理士
    講師を務めた折笠会計事務所の斉藤雪恵税理士

 9月5日夜、公益社団法人日本軽種馬協会は、新ひだか町静内本町にある日高生産連ビル3階会議室において、「第2回担い手研修~軽種馬生産の担い手を対象とした経営支援に係る研修~」を開催した。

 この担い手研修は平成30年度軽種馬経営高度化指導研修事業のひとつ。経営継承者および後継者や、地域において軽種馬生産の担い手を支援する自治体、農協などの職員を対象に、軽種馬生産育成牧場の円滑な経営に必要な知識の習得と、参加者間の意見交換にて経営者としての意識を醸成するとともに、地域での支援体制の強化を目指している。

 6月29日に行われた第1回に続く今回の研修には、日高や胆振から約60人の牧場後継者や継承者、牧場従業員、関連団体職員が出席。講師には折笠会計事務所の斉藤雪恵税理士と公益社団法人中央畜産会経営支援部の齋藤美晴参与を、アドバイザーに北海道酪農畜産協会経営支援部経営支援課の原田要主査を迎えた。

 主催者を代表して同協会生産対策部の渡邉孝徳部長は「牧場の経営者として身に付けなければならないことは山ほどあります。この研修では、経営者としての物の見方、考え方を習得していただければと考えています。出席された方々におかれましては、この研修を受けて良かった、と思えるような内容を目指していきたいです。研修には次の世代の方が多く参加されてると聞いております。皆様の今後のご活躍を期待しております」とあいさつした。

 この日は斉藤税理士が税理士の視点から、「適正な期間損益計算~経費・損金の計上時期について」を演題に講演。齋藤参与は前回の続編として「軽種馬経営の財務管理 パート2・馬の評価と簿記の基本」を演題に講義を行った。

 次回の担い手研修は10月19日を予定している。