馬産地ニュース

北海道市場取引馬をシンガポールに輸出

  • 2018年09月03日
  • 検疫厩舎を出る北海道市場取引馬
    検疫厩舎を出る北海道市場取引馬
  • 北海道トレーニングセールに参加した外国人バイヤー
    北海道トレーニングセールに参加した外国人バイヤー
  • シンガポールへ向かう馬運車
    シンガポールへ向かう馬運車

 8月30日、日高軽種馬農業協同組合が主催する北海道市場の取引馬が、シンガポールへ向け輸出された。

 今回輸出されたのは、2017年の北海道サマーセールにおいて、2,700,000円(税込)、3,240,000円(税込)、同じく3,240,000円(税込)で、北海道オータムセールにおいて4,752,000円(税込)、今年の北海道トレーニングセールにおいて8,640,000円(税込)、12,960,000円(税込)で外国人バイヤーに購買された北海道市場取引馬5頭を含めた2歳馬6頭と現役競走馬3頭の合計9頭。現役競走馬には東京ダービー2着馬、JRAで5勝をあげたディープインパクト産駒、サラブレッドオークションに出品されたJRA2勝馬がいるという。

 9頭は8月22日に白老町社台にある日本軽種馬協会胆振輸出検疫施設に入厩。23日から29日まで7日間の輸出検疫を終えると2台の馬運車で千葉県の成田国際空港へ向かった。

 輸出に携わった関係者は「シンガポールの2歳戦が始まるタイミングでの移動になりました。馬場さえ合えば通用するはずです。活躍を期待しています。良い報せを楽しみに待ちたいです」と見送った。