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浦河町立図書館で写真展

  • 2018年08月08日
  • 浦河町立図書館で始まった写真展
    浦河町立図書館で始まった写真展
  • ズラリと並ぶ内藤律子さんの作品
    ズラリと並ぶ内藤律子さんの作品
  • モノクロで撮影した村田利之氏の作品
    モノクロで撮影した村田利之氏の作品

 浦河町大通にある浦河町立図書館において8月1日から、内藤律子写真展2018が始まった。

 この写真展は2001年から毎年夏に開催されている恒例イベント。内藤氏の友人である写真家、村田利之氏の「ロイヤルアスコット」も特別展示された。

 内藤氏は埼玉県生まれで97年から浦河町に在住。1976年にAPA入選、1979年に新宿ニコンサロンにて「満ち足りた日々」と題した個展を開催して以来、写真家として活躍している。著書は「愛しのサラブレッド」「サラブレッドの四季」「わたしはサブリナ」等多数。1990年には「神威の星」をはじめとする幅広い創作活動が評価され、JRA賞馬事文化賞を受賞した。写真展では「2019年版内藤律子サラブレッドカレンダー」と「とねっこカレンダー」に掲載した写真26点を展示。日高の牧場の日常を独自の視点で撮影した力作揃いだ。

 村田氏は1964年埼玉県生まれ。1988年「写真時代」(白夜書房)の編集者を経てフリーカメラマンとして独立した。1990年から競馬の写真を撮り始め、1998年にバブルガムフェロー写真集を発表。現在は雑誌、書籍などに写真を掲載している。最近は毎年、ロイヤルアスコットを撮影しているという。写真展では格式高く歴史的な競馬場であるロイヤルアスコットで撮影した自信作8点を展示。競馬の発祥の地である本場の雰囲気が楽しめる。

 写真展は8月1日から9月2日まで。入場は無料。火曜・木曜~日曜は午前10時から午後6時まで(最終日は午後4時まで)。水曜日は午前10時から午後8時まで。休館日は月曜日となっている。

 内藤氏は「2014年にフリーカメラマン8人でのグループ展に参加した時に、村田さんの写真を拝見して、自分とは全然違う競馬の世界を見せていただきました。私の写真は日高の方々には日常ですが、村田さんの写真では競馬発祥の地の雰囲気がお楽しみいただけると思います」とコメントしている。