馬産地ニュース

門別競馬場でキャンプ

  • 2018年08月07日
  • キャンプ場に変身した門別競馬場
    キャンプ場に変身した門別競馬場
  • キャンプには3組の家族が参加
    キャンプには3組の家族が参加
  • 早朝から調教も見学
    早朝から調教も見学

 8月4、5日高町富川にある門別競馬場において、「手ぶらでキャンプin門別競馬場」が開催された。

 このイベントは、ホッカイドウ競馬と北海道・十勝の持つ雄大な自然空間・地域資源を活かしたアウトドア体験を提供する「デスティネーション十勝」、地元に密着した取材で全国に北海道の魅力を届ける雑誌「北海道生活」がタイアップして実施。競馬場という非日常空間でのアウトドア体験を通して、レジャースポットとしての門別競馬場の新たな楽しみ方を提供・発信しようと、北海道軽種馬振興公社が長年構想を練ってきた企画だ。

 イベントには多くの応募の中から抽選された3組のファミリーが札幌などから参加。特別ゲストとして元JRA騎手で現在はホースコラボレーターとして活躍する細江純子さんも駆けつけた。

 午後1時に競馬場にチェックインした参加者は、見よう見まねでテントの設置を開始。約1時間でとねっこ広場がキャンプ場に様変わりした。

 この日は強風と雨のため、予定していた熱気球に乗って競馬場を空から見るイベントと夜の厩舎見学は中止となったが、細江さんの解説によるバックヤードツアーを実施。夕食は地元で収穫された野菜や海産物を使ってのバーベキューを、厩舎関係者の家族や騎手と楽しんだ。

 2日目は朝の調教の様子を屋内坂路施設やスタンドから見学。参加した子どもや家族は「お馬さんかわいい」「楽しかった」と競馬場でのキャンプを満喫した。