馬産地ニュース

ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスが種牡馬見学をスタート

  • 2018年08月06日
  • 見学をスタートしたダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックス
    見学をスタートしたダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックス
  • スタッフが差し出すニンジンにかぶりつくアメリカンペイトリオット
    スタッフが差し出すニンジンにかぶりつくアメリカンペイトリオット
  • 「今日は機嫌が良い」というアドマイヤムーン
    「今日は機嫌が良い」というアドマイヤムーン
  • 見学期間は8月4日から10月30日までの月・火・土曜
    見学期間は8月4日から10月30日までの月・火・土曜

 8月4日、日高町富浜にあるダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスは、今シーズンの種牡馬一般見学をスタートした。

 ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスは、アラブ首長国連邦のひとつ、ドバイのシェイク・モハメド殿下が運営する、国際的なレーシング組織ゴドルフィンが所有する日本の種牡馬施設。2005年に開業。広大な敷地に現在は、セイウンコウセイ、ファインニードルといったチャンピオンスプリンターの父として有名なアドマイヤムーン、高い勝ち上がり率とダートでの活躍が目覚ましいパイロ、地方競馬史上最強と謳われたフリオーソ、2010年の日英ダービー馬の父キングズベスト、ドバイワールドカップウイナーのモンテロッソ、無敵の3歳王者ディスクリートキャット、世界的名種牡馬ウォーフロントの日本初後継アメリカンペイトリオットの7頭を繋養している。

 見学初日の8月4日には、レンタカーや乗用車を運転してきた熱心なファンが開門待ち。見学申込用紙に必要事項を書き込んで敷地内に入った。車から下車すると出迎えたノミネーションスタッフに用紙を手渡した。

 ガイド役のノミネーションスタッフは、見学者を引率して種牡馬一頭一頭の血統、競走成績、種牡馬成績、産駒の特徴、性格、種付け頭数、近況、エピソードなどを丁寧に説明。ニンジンを差し出して馬房から顔を出させて撮影しやすいようにサポートもした。見学者からの質問にもユーモアを交えながら答え、一頭一頭たっぷりと時間を割いた。

 今シーズンの見学期間は8月4日から10月30日の月曜・火曜・土曜(8月7日(火)、9月24日(月)は見学中止)。時間は14時30分から1時間程度となる。見学希望者は14時30分までに現地入口に集合(時間厳守)。見学は厩舎の周りからとなる。

 ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスは「ウィークデーだけでなく週末も見学時間を設けております。ダーレーの種牡馬を皆様に知っていただける機会ですので、たくさんのファンの方のご来場をお待ちしています」と話している。