馬産地ニュース

ブリーダーズ・スタリオン・ステーションが見学開始

  • 2018年08月03日
  • 見学を開始したブリーダーズ・スタリオン・ステーション
    見学を開始したブリーダーズ・スタリオン・ステーション
  • カメラ目線のラブリーデイ
    カメラ目線のラブリーデイ
  • 見学時間は午前9時から午前10時30分
    見学時間は午前9時から午前10時30分
  • 見学に際しての注意を呼びかける立て看板
    見学に際しての注意を呼びかける立て看板

 8月1日、日高町富川東にあるブリーダーズ・スタリオン・ステーションは、一般見学を開始した。

 ブリーダーズ・スタリオン・ステーションは、馬産地・日高を代表する有名種馬場のひとつ。現在はキタサンブラックの父として名を馳せるブラックタイド、歴代最多のG1/Jpn1レース11勝を記録したコパノリッキー、日本調教馬として初めてドバイワールドC(G1)を制覇したヴィクトワールピサ、2009年の皐月賞馬アンライバルド、ウォーエンブレムの貴重な後継シビルウォー、2001年の日本ダービー(G1)、ジャパンC(G1)を制覇したJRA賞年度代表馬ジャングルポケット、2002年、2003年と2年連続でJRA賞年度代表馬を受賞したシンボリクリスエス、2012年の安田記念(G1)を日本レコードで制覇したストロングリターン、2004年のJRA賞年度代表馬ゼンノロブロイ、2014年のマイルチャンピオンシップ(G1)優勝馬ダノンシャーク、2011年の天皇賞(秋)(G1)をレコードで制覇したトーセンジョーダン、2013年のマイルチャンピオンシップ(G1)優勝馬トーセンラー、2013年のジャパンCダート(G1)優勝馬ベルシャザール、2015年の天皇賞(秋)(G1)、宝塚記念(G1)を制覇したラブリーデイ、デビュー2戦目で朝日杯フューチュリティS(G1)を制覇して2015年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選ばれたリオンディーズ、2010年のジャパンC(G1)優勝馬ローズキングダムなど、数多くの人気種牡馬を繋養している。

 見学期間は8月1日から11月30日まで。10月15日までは毎日、10月16日から11月30日までは土曜日・日曜日・祝日のみ見学が可能となる。なお、最終日の11月30日は平日だが見学可能。見学時間は午前9時から午前10時30分の90分間。時期や天候により厩舎前や放牧地での見学になる。

 北海道らしいさわやかな青空が広がった8月2日は、見学開始時間の午前9時には、レンタカーや北海道外のナンバープレートを付けた乗用車で駐車場が埋まり、見学を心待ちにしていた多くの競馬ファンやファミリー層が名馬と対面。馬房の扉から顔を出す名馬の表情をカメラに収めた。

 ブリーダーズ・スタリオン・ステーションは「見学ルールを守って見学し、楽しい思い出を持ち帰ってほしいです」と話している。