馬産地ニュース

胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会が競馬観戦バスツアー

  • 2018年08月02日
  • 10年目を迎えた競馬観戦バスツアー
    10年目を迎えた競馬観戦バスツアー
  • 夕食は競馬場名物のとねっこジンギスカン
    夕食は競馬場名物のとねっこジンギスカン
  • ツアーを主催した振興会の徳武英介会長
    ツアーを主催した振興会の徳武英介会長
  • 協賛競走の記念撮影
    協賛競走の記念撮影

 7月31日、白老町社台の胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会(徳武英介会長)は、日高町富川の門別競馬場において、「ホッカイドウ競馬2018グランシャリオナイター ナイター競馬観戦バスツアー」を開催した。

 この競馬観戦バスツアーは2009年から行われている同振興会の事業のひとつで今年で10年目。累積赤字を抱え存続の危機にあったホッカイドウ競馬の支援と新規ファン獲得を目的に始められたもので、現在は毎年このツアーを楽しみにしている多くのリピーターがいるという。

 振興会の基盤となる苫小牧市と千歳市の2か所を発着としたツアーには、関係者を含め70人以上が参加。競馬場までのバス内では競馬専門紙が無料で配られ、馬券の買い方やこの日のレースの展望が行われた。

 午後3時に門別競馬場に到着したツアー一行には、思い思いにレースを楽しんだ後、場内のとねっこデッキで競馬場名物のとねっこジンギスカンが夕食として提供された。食事中には競馬実況アナウンサーの古川浩氏と楽天競馬スペシャルアドバイザーの古谷剛彦氏が、この日のメインレース「JRA認定netkeiba.com杯第12回ブリーダーズゴールドジュニアカップ(ヘニーヒューズ賞)」や第10競走の協賛レース「胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会協賛 競馬ほのぼの観戦ツアー特別」の予想を披露した。

 協賛レースの表彰式では、東京都から参加した会社員がプレゼンターを務め、優勝馬主や調教師、騎手、厩務員に賞品を贈呈。最後は優勝馬主関係者、ツアー関係者とともに笑顔で記念写真に納まった。

 ツアーを企画した徳武英介会長は「このツアーも早いもので10年目を迎えました。リピーターの方も多くうれしい限りです。今日は良いお天気で海からの風も気持ちよく、参加された方も楽しまれてましたので良かったです」と話した。