札幌開催が開幕
JRA北海道シリーズの札幌開催が7月28日に開幕。開幕週は両日共に好天に恵まれ、多くの競馬ファンが札幌競馬場に足を運んだ。
「北海道」と命名されてから150年目の節目ともなる今年は、札幌競馬の開幕も祝した様々なイベントも執り行われた。オープニングセレモニーでは高橋はるみ北海道知事、札幌競馬場の植木聡場長、モデルの舟山久美子さんが鏡開きを行い、ファンファーレホールの外では道内で製造された地酒が振る舞われるなど、この節目にふさわしい華々しい幕開けとなった。
パークウインズからプレオープンしていたターフパークにも、家族連れを中心に多くの人が訪れた。内馬場の高い位置から競馬観戦が可能となったセイテンスタンドは絶えず人の出入りがあっただけでなく、グラビティレールや電動バギーといった遊具にも子供たちの長い列ができていた。
開幕日の28日には1レース、29日には2レースでメイクデビュー札幌が行われ、28日の芝1500mではレーヴドカナロア、29日の芝1800mではクラージュゲリエ、ダート1700mではリープリングスターと、いずれもノーザンファーム生産馬が勝利している。
今年の札幌開催で最初の重賞レースとなったクイーンS(G3)も、ノーザンファーム生産馬のディアドラが勝利。鞍上のC.ルメール騎手は、この土日で7勝をあげる活躍を見せていた。
札幌開催は9月2日まで行われ、8月12日にはコロコロチキチキペッパーズとスリムクラブのステージ、8月19日には日本代表女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」の本橋麻里さんが来場するなど、毎週のように様々なイベントも行われていく。