馬産地ニュース

BTCで育成調教技術者養成研修の体験入学会

  • 2018年07月30日
  • 5人の高校生が参加した体験入学会
    5人の高校生が参加した体験入学会
  • 研修に励む育成調教技術者養成研修第36期生
    研修に励む育成調教技術者養成研修第36期生
  • 研修用の乗馬が繋養されている厩舎
    研修用の乗馬が繋養されている厩舎

 7月27日、浦河町西舎にある公益財団法人軽種馬育成調教センター(大平俊明理事長)は、育成調教技術者養成研修の体験入学会を開催した。

 育成調教技術者養成研修とは、競馬の安定的発展のための軽種馬生産基盤の強化と軽種馬の資質向上に向けて、将来軽種馬生産地において技術的中核となるべき者に馬に関する体系的な技術・知識を習得させることを目的とした1年間の研修。1992年から行われている。現在は4月に開講した第36期生が日夜、厳しい研修に励んでいる。

 体験入学会は、育成調教技術者の仕事への理解と、進路の参考にしてもらうことを目的に年3回実施。第1回には夏休みを利用して5人の高校生が参加した。

 参加者は育成調教技術者の業務、養成システム、卒業生の就労状況などについて説明を受けた後、1年の研修期間中、団体生活を送る寮、第36期生の騎乗訓練研修の様子、教育施設、調教場施設を見学。昼食を挟んでからは、ホースシミュレーター実技体験、厩舎作業体験、乗馬体験などで汗を流した。

 第2回、第3回の体験入学会は、現在、参加者申し込み受付中。第2回は8月24日、第3回は9月8日に開催される。詳細は軽種馬育成調教センターの公式ホームページまで(http://www.b-t-c.or.jp/)。