札幌競馬場で「SPORTS SUMMER HOKKAIDO」の記者発表会
7月26日、札幌競馬場内のターフパークにて、「SPORTS SUMMER HOKKAIDO」の記者発表会が開催された。
「SPORTS SUMMER HOKKAIDO」とは、「北海道・夏・エンタメ」との共通項目がある北海道日本ハムファイターズとJRA札幌競馬場が、2018年の夏を相互に盛り上げるべく、コラボ広告を含めた新たな取り組みを行うプロジェクト。この日は共に1990年生まれで、今年でデビュー10年目も一緒となる、杉谷拳士選手と丸山元気騎手がトークショーを行った。
実は丸山騎手が競馬学校の25期生だった頃に、ファイターズのファーム施設のある鎌ケ谷スタジアムで行われた選手との交流会で面識のある2人。この日がそれ以来の再会となったが、互いに近況は確認していたようで、「馬が好きなこともあって、毎週のように競馬も見ていますが、その時とは違って、髪を染めていたことに驚きました」(杉谷選手)
「試合だけでなく、YouTubeなどで(西武ライオンズの)ウグイス嬢の方からいじられている姿をよく見ています」(丸山騎手)
と語り合っていた。大人になったら馬に関わる仕事がしたいとも話していた杉谷選手は、先週の函館2歳S(G3)も予想していたとのことで、「丸山騎手に会うのが分かっていたのに、2着のラブミーファインが買えなかった」と話すと、詰めかけた取材陣からは笑いもこぼれていた。
記者発表会の最後に今後の目標を聞かれると、「今後も優勝に貢献できるプレーをしたいです。それが叶った時には、競馬場の皆さんとも一体となって喜びを分かち合いたいです」(杉谷選手)
「札幌開催は外国人騎手だけでなく、若手騎手も技術を凌ぎ合う場所でもありますが、その中で1つでも多く勝てるように頑張っていきたいです」(丸山騎手)
と話し、今後は更に交友を深めていくことも約束していた。今後「SPORTS SUMMER HOKKAIDO」は2人によるテレビCMの撮影や、地元新聞における記事広告。また札幌競馬場でのファイターズ戦チケットのプレゼントや、ワールドオールスタージョッキーズのオープニングセレモニーにおける、ファイターズダンスアカデミーの参加ジョッキーへの花束贈呈といった形で、相互に野球と競馬の魅力をアピールしあっていく。