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北海道スプリントカップ(Jpn3)はテーオーヘリオスが人気に応え重賞初制覇

  • 2018年06月11日
  • 砂塵を巻き上げながらゴールを目指す16頭
    砂塵を巻き上げながらゴールを目指す16頭
  • 内から抜けたテーオーヘリオスがクビ差レースを制した
    内から抜けたテーオーヘリオスがクビ差レースを制した
  • 重賞初挑戦初勝利を飾ったテーオーヘリオス
    重賞初挑戦初勝利を飾ったテーオーヘリオス
  • たくさんの応援団に支えられてここまでたどり着いた
    たくさんの応援団に支えられてここまでたどり着いた
  • プレゼンターを務めた北風沙織さん(女子400mリレー日本記録保持者)も一緒に記念撮影
    プレゼンターを務めた北風沙織さん(女子400mリレー日本記録保持者)も一緒に記念撮影

 6月7日、門別競馬場では今年最初の中央競馬交流重賞となる。日刊スポーツ賞・第22回北海道スプリントカップ(Jpn3)がダ1200mで行われた。

 JRA所属馬4頭、他地区岩手からラブバレット、高知からコスタアレグレとミッキーヘネシーが参戦し、16頭で争われた。

 人気はやはりJRA所属馬に集中。2.6倍の1番人気はこれが重賞初挑戦となる米国産の6歳馬、テーオーヘリオス。自己条件を堅実に勝ち上がり、ここまで24戦6勝。初挑戦初勝利に期待がかかる。3.8倍の2番人気は昨年の優勝馬ニシケンモノノフ。ホッカイドウ競馬出身の同馬、昨年はJBCスプリント(Jpn1)も制し、G1馬として連覇に挑む。地方勢から5.1倍の3番人気に推されたのは、岩手のラブバレット。地方スプリント路線トップクラスなのは周知の事実であり、中央交流重賞2着2回、3着2回の実績も評価された。

 2コーナーポケット地点からのスタート。激しい先頭争いは向こう正面半ばまでつづき、ハナを奪ったのはホッカイドウ競馬所属のサトノプリンシパル、つづいてコスタアレグレ(高知)、コパノマイケル(JRA)、テーオーヘリオス(JRA)、ラブバレット(岩手)らもいつでも逆転できる位置に集結してコーナーを回った。直線に入り、サトノプリンシパルを真っ先に競り落としたのはラブバレットだったが、外から白い馬体のスノードラゴンも追いすがる。残り100m、ラブバレットのすぐ内で息を潜めていたテーオーヘリオスが姿を表すと、クビ差で重賞初勝利のゴールに飛び込んだ。勝ち時計は1:12:9(晴・良)2着にラブバレット、アタマ差の3着はメンバー中最速の脚で追い込んだ10歳馬スノードラゴン。ニシケンモノノフはそこから2馬身1/2差の4着という結果だった。

 テーオーヘリオスとのコンビで9戦5勝という相性の良さで重賞勝利まで導いた濱中俊騎手は「返し馬から状態の良さを感じ、厩舎スタッフが上手く調整してくれたんだなとすぐわかりました。終わってから言うのもなんですが、今日は勝てると思いました」と笑った。

 「輸送も無事クリアして馬は元気一杯、状態は良かったけれどG1馬が2頭いたし、こちらは胸を借りるつもりで挑みました」と管理する梅田智之調教師。モニターでレースを見守っていたという梅田師は「乗り方はジョッキーに任せました。内に閉じ込められることもなく、馬を信じてそつなく乗ってくれましたね。ゴールした瞬間は角度的によくわからなかったので、周りの人に勝った?って尋ねました」と笑顔を見せた。今後はダートの短距離路線をオーナーと相談しながらレースを選択していく予定だ。

 テーオーヘリオスは、父Fusaichi Pegasus、母リーグルメアリー、母の父Afternoon Deelitesという血統の米国産6歳牡馬。生産はYanagawa Stud。キタサンブラックやコパノリッキーの生産牧場で知られるヤナガワ牧場が、米国で母リーグルメアリーを購入、現地で繋養して生まれたのがテーオーヘリオスとなる。現在母は輸入され、日高町のヤナガワ牧場で繁殖生活を送っている。

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