門別競馬場で開幕前最後の競走能力・発走調教検査
4月16日、ホッカイドウ競馬の開幕を2日後に控えた日高町富川の門別競馬場において、開幕前最後の競走能力・発走調教検査が行われた。
検査は3月15日、3月22日、3月29日、4月4日に続き今年5回目。当日はこれまでで最も多い91頭が検査に挑んだ。内訳は2歳馬80頭、3歳馬4頭、4歳以上馬7頭。午前11時から17レース組まれた。
2歳馬の一番時計は14レースに出走したシントーユタカ(牡、父エスポワールシチー、田中淳司厩舎)で49.6秒。唯一の49秒台で駆け抜けた。また、11レースには2004年のジャパンダートダービー(G1)を制覇したカフェオリンポスの半妹にあたるユニバーサルレディ(父ロジユニヴァース、山口竜一厩舎)、2012年のTCK女王盃(Jpn3)を制覇したハルサンサンの半妹にあたるハルロック(父ヴァーミリアン、黒川智貴厩舎)の姿もあった。5回の検査では合計で274頭の2歳馬が合格した。検査は開催期間中にも行われる。
2018年度のホッカイドウ競馬は4月18日にいよいよ開幕。11月8日まで15開催80日間をすべてグランシャリオナイターとして実施する。2歳戦は2つのダートグレード競走を含めた11の重賞競走、23のJRA上級認定競走、最大で90のJRA認定競走など合計で320競走を計画している。開幕初日の18日は第8競走に1着賞金300万円の2018開幕記念JRA認定スーパーフレッシュチャレンジ競走が組まれている。
18日の門別競馬場や北海道内にあるAibaは開幕サンクスデーを開催。門別競馬場では、ウェルカムスープ、オリジナルボールペン先着プレゼント、ハッピーグルメチケット抽選会、ラジオパーソナリティがご案内!門別競馬場おもてなしツアー、ホクトくん&ナナセちゃんによるグリーティング、グルメイベントなど多種多様なイベントが行われる。