日本軽種馬協会静内種馬場で種付安全祈願祭
2月9日、新ひだか町静内田原にある日本軽種馬協会静内種馬場において、種付安全祈願祭が執り行われた。種付安全祈願祭には、日本軽種馬協会副会長理事で日高軽種馬農業協同組合の木村貢代表理事組合長、同じく藤原俊哉副組合長理事、配合委員会会長を務める古川雅宜理事、渡邉和典理事、白井康博監事、川越敏示参事、日本軽種馬協会静内種馬場の中西信吾場長をはじめとした職員や種馬場スタッフ、生産育成技術者研修第39期生など約40人が参列し、種付けシーズンにおける人馬の安全、無事の出産、産駒の活躍を祈願した。
種付安全祈願祭終了後には、オーストラリアから8日に入厩したばかりの新種牡馬ザファクターを参列者にお披露目。遊佐繁基種馬課長の解説に耳を傾けながら、ザファクターのコンフォメーションや歩様、醸し出す雰囲気に目を配った。
中西信吾場長は「本日は振興会総会や地域懇談会などが連日続き、お忙しい中にもかかわらず、当種馬場の種付安全祈願祭にお越しいただきありがとうございました。昨日、やっとザファクターが到着して、JBBAスタリオンズのラインナップが揃いました。今年は種付けシーズンに向けて、種付条件の変更などあたらしいシステムの構築をしてきましたので、多くの種牡馬が種付けできるよう、そして、人馬とも怪我のないように細心の注意を払って、スタッフ一丸となって頑張っていきます。ご迷惑をかけることもあると思いますが、今シーズンもよろしくお願いいたします」と気を引き締めた。
日本軽種馬協会静内種馬場のラインアップは新たに1年間のリースで導入したザファクターを含め9頭をラインナップ。種付期間は原則として、2月10日から6月30日までとなる。種牡馬展示会は2月13日の火曜日、午前9時から開催される。