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ブリーダーズ・スタリオン・ステーションがオープンファーム

  • 2017年07月21日
  • ブリーダーズ・スタリオン・ステーションで開催されたオープンファーム
    ブリーダーズ・スタリオン・ステーションで開催されたオープンファーム
  • セレクションセール会場には専門ブースを設置した
    セレクションセール会場には専門ブースを設置した
  • 今年から種牡馬生活を始めたリオンディーズ
    今年から種牡馬生活を始めたリオンディーズ
  • 種牡馬1年目のラブリーデイ
    種牡馬1年目のラブリーデイ

   7月16日から19日までの4日間、日高町富川東にあるブリーダーズ・スタリオン・ステーションは、希望の種牡馬を見学できるオープンファームを開催した。

   オープンファームは昨年に続き2回目。今年も7月18日に新ひだか町静内神森にある北海道市場において開催された北海道市場セレクションセール開催週にあわせて種馬場を開放した。

   事務局の(株)サラブレッド・ブリーダーズ・クラブは17、18日の2日間、セレクションセール会場内に展示ブースを設置。セレクションセールに上場される、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションの繋養種牡馬産駒を写真つきで紹介。専門スタッフも配置し、種牡馬パンフレットを配りながら種牡馬や産駒の宣伝に努めた。

   売却総額31億円、売却率81%を記録したセレクションセールにおいて、ブリーダーズ・スタリオン・ステーション繋養種牡馬の産駒は、37,800,000円(税込)で取引されたブラックタイド産駒のプロフェシーライツの28を筆頭に、軒並み高額で売却。活況を呈したセールを下支えした。

   オープンファームを企画した(株)サラブレッド・ブリーダーズ・クラブは「期間中、当スタリオンやせり会場のブースには、ふだん、なかなか種牡馬を見る機会がない馬主様や厩舎関係者の皆様に足を運んでいただき感謝申し上げます。オープンファームをこれからも継続して開催していく予定です」と話した。

   オープンファームを開催したブリーダーズ・スタリオン・ステーションには、ブラックタイド、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、ジャングルポケットといったG1サイアーをはじめ、25頭の種牡馬を繋養。今年から供用を開始したリオンディーズは約190頭に、ラブリーデイは140頭ほどの種付けをこなすなど人気を集め、今年の種付けシーズンの総種付け頭数は、1989年の開場以来過去最多となったという。