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ヴァーミリアンがブリーダーズ・スタリオン・ステーションへ移動

  • 2013年12月04日
  • 馬房の中で旅立ちの時を待つヴァーミリアン
    馬房の中で旅立ちの時を待つヴァーミリアン
  • 現役時代は遠征慣れしていただけあってすんなりと馬運車に乗り込んだ
    現役時代は遠征慣れしていただけあってすんなりと馬運車に乗り込んだ
  • 元気な姿でブリーダース・スタリオン・ステーションに到着した
    元気な姿でブリーダース・スタリオン・ステーションに到着した

 11月30日、ヴァーミリアン(牡11歳)が安平町早来の社台スタリオンステーションを退厩し、日高町門別のブリーダーズ・スタリオン・ステーションへ移動した。来季からは新天地で種牡馬生活を続ける。

 ヴァーミリアンは父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ、母の父サンデーサイレンスという血統。半兄には2005年の東海S(G2)、日本TV盃(G2)、ブリーダーズGC(G2)、2008年のマーキュリーC(Jpn3)を制したサカラート、半弟には2012年の東海S(G2)、日本TV盃(Jpn2)、本年のマーキュリーC(Jpn3)を制したソリタリーキング、2010年のシリウスS(G3)優勝馬キングスエンブレム、近親には2004年の皐月賞(G1)、2006年の天皇賞(秋)(G1)、2006年、2007年のマイルチャンピオンシップ(G1)、2007年の安田記念(G1)など重賞8勝のダイワメジャー、2007年の桜花賞(Jpn1)、秋華賞(Jpn1)、エリザベス女王杯(G1)、2008年の有馬記念(G1)など重賞6勝をあげたダイワスカーレットなどがいる。

 ヴァーミリアンの競走成績は34戦15勝。2歳から8歳まで7年に渡る現役生活の間には、2007年のジャパンCダート(G1)、2008年のフェブラリーS(G1)、2007年、2008年、2009年のJBCクラシック(Jpn1)3連覇、2007年、2010年の川崎記念(Jpn1)、2007年の東京大賞典(Jpn1)、2009年の帝王賞(Jpn1)と史上最多となるG1/Jpn1レース9勝、2歳から8歳まで7年連続重賞制覇、ダート競走収得賞金10億円突破など数々の金字塔を打ち立てた。

 現役を退いた2011年から社台スタリオンステーションで種牡馬入り。種付け頭数は2011年が216頭、2012年が206頭と2年連続で200頭以上を記録。今年は200頭には届かなかったものの166頭に種付け。国内の供用種牡馬の中では15頭目に多い頭数となり人気を集めていた。 

 繋養地の移動は11月27日に苫小牧市のノーザンホースパークで開かれたシンジケート総会で決定した。

 移動当日、ヴァーミリアンは3年間過ごした馬房で待機。馬運車が到着するとスタッフに見送られながら馬運車に乗り込んだ。ブリーダーズ・スタリオン・ステーションまで約40Kmの道のりを1時間ほどで到着。環境の変化に動じることなく新天地へ降り立った。

 社台スタリオンステーションでは「社台グループで種付けようとしてもなかなか種付けができないくらい日高の生産者の方に人気が高い種牡馬でした。日高に移る来年は今までより種付けに行くのが近くなるので、生産者の方にとっては負担が軽くなると思います。初年度産駒は来年デビューします。産駒の評判も良いので、これからも頑張ってほしいですね。」とエールを送っていた。

 ヴァーミリアンを迎え入れた事務局の(株)サラブレッド・ブリーダーズ・クラブでは「ヴァーミリアンの事務局をしている関係で、我々が管理する当スタリオンに移動することになりました。今年の1歳市場でもヴァーミリアンの仔はほとんどが売れていたように、産駒は高い評価をいただいています。種牡馬供用4年目、産駒がデビューを迎える年は種付料が下がる傾向がありますが、ヴァーミリアンに関しては異例の値上げとなり、来年の種付料は今年より高い60万円に設定されましたが、発表と同時におかげさまで満口になりました。関係者の期待に応えるためにもしっかり管理して来年の種付けシーズンに備えていきます。」と人気種牡馬の加入に目を輝かせていた。

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