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マーベラスサンデーが種牡馬復帰

  • 2013年08月09日
  • 興奮気味に馬運車を降りるマーベラスサンデー
    興奮気味に馬運車を降りるマーベラスサンデー
  • 種牡馬モードで風格を見せつける
    種牡馬モードで風格を見せつける
  • 住み慣れた馬房に入るとすぐに落ち着いた
    住み慣れた馬房に入るとすぐに落ち着いた

 2012年シーズンをもって優駿スタリオンステーションを退厩し、日高町の大西ステイブルで過ごしていたマーベラスサンデーが8月8日、優駿スタリオンステーションへカムバック。来シーズンから再び同スタリオンで種牡馬生活を送る。

 マーベラスサンデーは、父サンデーサイレンス、母モミジダンサー(母の父ヴァイスリーガル)という血統。サンデーサイレンスの初年度産駒として、新冠町の早田牧場新冠支場で誕生した。

 競走成績は15戦10勝。97年の宝塚記念(G1)含む重賞6勝をあげ、同年のJRA最優秀4歳以上牡馬にも選出されている。

 1998年シーズンから新冠町のCBスタッドで種牡馬入り、2003年からは同町優駿スタリオンステーションヘ移動して長きに渡り看板種牡馬を務めた。09年10年のAJCC(G2) を制したネヴァブション、04年の日経新春杯 (G2)勝ち馬シルクフェイマス、12年の中日新聞杯(G3)を勝ったスマートギアをはじめ、産駒は芝・ダート、距離の長短、障害レースと、様々なジャンルで活躍馬を送り出している。

 古巣に帰って来たマーベラスサンデーは、仲間たちの呼びかけに興奮気味だったが、元いた馬房に通されると慣れた様子で水を飲み、落ち着きを取り戻した。

 迎えた山崎努主任は「同い年のマヤノトップガンと共にスタリオンを引っ張ってくれた馬ですし、戻って来てくれたことは嬉しいですね。しっかり体調管理して、1年1年を大切にして行きたいです」と頬を緩ませていた。