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フサイチホウオーが種牡馬を引退

  • 2013年05月23日
  • 出発の準備をするフサイチホウオー
    出発の準備をするフサイチホウオー
  • 慣れ親しんだ放牧地を目に焼き付けて馬運車へ乗り込んだ
    慣れ親しんだ放牧地を目に焼き付けて馬運車へ乗り込んだ
  • 新天地では乗馬としての活躍が期待されている
    新天地では乗馬としての活躍が期待されている

 5月23日、新ひだか町静内のアロースタッドで種牡馬生活を送っていたフサイチホウオー(9歳)が、種牡馬を引退することになり、苫小牧市のノーザンホースパークへ移動した。今後は乗馬に転身し競技会を目指す。

 フサイチホウオーは父ジャングルポケット、母アドマイヤサンデー、母の父サンデーサイレンスという血統。1歳下の全妹には2007年のJRA賞最優秀2歳牝馬で、2007年の阪神ジュベナイルフィリーズ(Jpn1)、2008年のオークス(Jpn1)を制したトールポピー、4歳下の全妹には2011年のJRA賞最優秀3歳牝馬で、2011年の秋華賞(G1)、クイーンS(G3)を制したアヴェンチュラがいる。2004年のセレクトセール当歳セッションにおいて1億500万円(税込)で売却された市場取引馬となる。

 競走成績は11戦4勝。2006年10月の2歳新馬戦を快勝すると、続く東京スポーツ杯2歳S(G3)、暮れのラジオNIKKEI杯2歳S(G3)、年明け初戦となった2007年の共同通信杯(Jpn3)を先頭でゴールし、無傷の4連勝を達成。3歳クラシック戦線の有力候補に数えられる存在となった。

 しかし、皐月賞(Jpn1)ではゴール前強襲したが3着に惜敗。1番人気に支持されたダービー(Jpn1)ではウオッカから1秒差の7着に敗退。3冠最後の菊花賞(Jpn1)も8着に敗れ、その後も以前の輝きを取り戻せないまま引退した。

 2009年からアロースタッドで種牡馬入り。これまでに2世代で12頭がデビューして3頭が勝利を収めている。ジャングルポケットの後継として期待されたが、5シーズンで種牡馬生活にピリオドを打つことになった。

 種付けシーズン途中での種牡馬引退が決まったフサイチホウオーは、去勢手術を済ませて移動の日程が決まるまでアロースタッドで待機。大安の日の23日に新天地へ向かうことになった。

 自ら馬運車のハンドルを握ってノーザンホースパークへ送り届けたアロースタッドの本間一幸主任は「もっと種付頭数が増えれば活躍馬が出たと思います。別れは辛いですが、ノーザンホースパークならいつでも会いにいけるのでよかったです。乗馬として競技会で活躍する姿を見てみたいですね」と新生活にエールを送っていた。

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