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ヨハネスブルグ産駒がアルゼンチンG1優勝

  • 2012年03月21日
  • アルゼンチンでもG1産駒を送り出したヨハネスブルグ
    アルゼンチンでもG1産駒を送り出したヨハネスブルグ

 新ひだか町の日本軽種馬協会静内種馬場で2010年シーズンから供用されているヨハネスブルグ(牡13歳)の産駒、バンバジェーン(牝2歳)が3月10日、アルゼンチンのパレルモ競馬場で行われたサトゥルニノ・J・ウンズエ(G1)に優勝した。

 バンバジェーンは父ヨハネスブルグ、母バンバフィッツ、母の父フィッツカラルドという血統。ヨハネスブルグがアルゼンチンにシャトル供用されたときの初年度産駒になる。殊勲のバンバジェーンは昨年12月のサンイシドロ競馬場で行なわれたデビュー戦を快勝。2戦目でいきなりのG1初挑戦となったが、見事な差し脚を披露し、デビューから負け知らずでG1ウイナーの仲間入りをした。

 G1ウイナーの父となったヨハネスブルグは父ヘネシー、母ミス、母の父オジジアンという米国産馬。現役時代は2~3歳時10戦7勝の成績を収めた。特に2歳時はBCジュヴェナイル(G1)、フィーニクスS(G1)、モルニ賞(G1)、ミドルパークS(G1)と欧米のG1を完全制覇。2001年の欧州&米国2歳牡馬チャンピオンのダブルタイトルを獲得した。

 現役引退後は北南両半球を飛び回るシャトル種牡馬として活躍。2006年北米ファーストシーズンサイアーランキング勝馬数第1位となったほか、2007年北米セカンドシーズンサイアーランキング勝馬数第1位、2010年北米リーディングサイアーランキング総合&2歳勝馬数第1位、2011年北米リーディングサイアーランキング勝馬数総合第1位になるなど大成功を収めている。

 南米からの朗報にヨハネスブルグを管理する遊佐繁基静内種馬場種馬課長は「大変嬉しいですね。緒戦が芝で2戦目がダートと、非凡な馬場適性を見せてくれました。これから6月まで毎月G1競走があるので楽しみです」と声を弾ませる。アルゼンチンでは130頭ほどの繁殖と交配。人気が高く、今でもシャトルの打診が来ているという。

 日本での初年度産駒は明け1歳。日本で3シーズン目を迎えた今年も体調は万全で、海外でのG1制覇後に種付けを申し込んだ生産者も少なくない。遊佐課長は「まだ若干の種付けの余裕がありますので、配合種牡馬の1頭としてご検討願いたいです」と軽種馬関係者へ呼びかけていた。

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