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種牡馬チチカステナンゴが急逝

  • 2012年01月16日
  • 雪上で白い馬体を輝かせるチチカステナンゴ(2011年2月撮影)
    雪上で白い馬体を輝かせるチチカステナンゴ(2011年2月撮影)
  • 日本に残した産駒は3世代。活躍が期待される(2011年6月撮影)
    日本に残した産駒は3世代。活躍が期待される(2011年6月撮影)
  • 愛嬌のある可愛らしい顔でファンからも人気があった(2011年6月撮影)
    愛嬌のある可愛らしい顔でファンからも人気があった(2011年6月撮影)

 安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたチチカステナンゴ(牡14歳)が1月13日、苫小牧市の社台ホースクリニックにおいて急逝した。

 社台スタリオンステーションによると、チチカステナンゴは昨年12月末頃より疝痛を発症。年が明けた1月5日に社台ホースクリニックで開腹手術を行い、重度の便秘であることが判明した。その後は診療所に滞在し経過観察を行い、症状も回復傾向にあったが13日に容態が急変。懸命な治療の甲斐もなく同日午後6時30分に息を引き取ったという。

 チチカステナンゴは父スマドゥン、母スマラ、母の父アンテウスという血統の芦毛のフランス産馬。競走成績は14戦4勝で、パリ大賞(G1)、リュパン賞(G1)、トーマスブライアン賞(G3)と3つの重賞を制した。

 2003年にフランスで種牡馬入り。産駒数に恵まれなかったにもかかわらず、初年度産駒からフォンテヌブロー賞(G3)勝ち馬のチチクリーシー、レゼルヴォワール賞(G3)勝ち馬のチナンデガを、2年目産駒からフランスダービー馬ヴィジオンデタといった活躍馬を送り出し、種牡馬としての名声を一気に高めた。

 日本では2009年から供用開始。非サンデーサイレンス系の大物種牡馬として期待が大きく、2009年は152頭、2010年は153頭、2011年は147頭の種付頭数を記録していた。本邦初年度産駒の明け2歳には、ダイワスカーレット、ダンスインザムード、キストゥヘヴンといったクラシックホースの産駒や、メイショウサムソン、アサクサキングス、レッドディザイアなどのG1ホースの弟妹がいる。

 今夏に迫った日本での初年度産駒デビューを目前にしての突然の訃報。日本の生産界にとって重要な存在となりつつあっただけに関係者のショックは大きいが、3世代の活躍を期待するとともに、急逝した同馬の冥福を祈りたい。

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