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重賞10勝のメイショウバトラーが故郷で繁殖入り

  • 2011年02月28日
  • 牧場に到着したメイショウバトラー
    牧場に到着したメイショウバトラー
  • 馬運車から降りるメイショウバトラー
    馬運車から降りるメイショウバトラー
  • メイショウサムソンとの配合が予定されている
    メイショウサムソンとの配合が予定されている
  • 2世の活躍が期待されている
    2世の活躍が期待されている

 61戦14勝、3歳から10歳まで長きに渡って活躍したメイショウバトラー(牝11歳、父メイショウホムラ、母メイショウハゴロモ、母の父ダイナガリバー)が、2月26日に登録を抹消し、生まれ故郷の三木田明仁牧場で繁殖入りすることとなった。

 本馬は牝馬三冠のスティルインラブと同世代、3歳時には秋華賞(G1)にも参戦し、0.4秒差の7着と健闘した。4歳となった2004年には小倉大賞典(G3)を優勝した他、芝重賞で4度の2着など活躍していたが、屈腱炎を発症し1年5か月もの長期休養に入った。

 脚元への負担軽減を考えてダートでの復帰となった本馬は、復帰2戦目の2006年プロキオンステークス(G3)を勝利すると、サマーチャンピオン(G3)、シリウスステークス(G3)と重賞3連勝を果たす。以後は地方のダート重賞を主戦場に、2007年かきつばた記念(Jpn3)、さきたま杯(Jpn3)、スパーキングレディーカップ(Jpn3)、クラスターカップ(Jpn3)、2008年マリーンカップ(Jpn3)、2009年マリーンカップ(Jpn3)と重賞10勝を挙げ、獲得賞金も6億円を超えた。

 高齢となってもダート重賞を賑わせていた本馬だが、9歳となった2009年のマイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)では、エスポワールシチーの3着に好走している。本馬のデビュー4戦目となった2003年西海賞(2着)には、エスポワールシチーの母エミネントシチーが参戦(9着)していたというから驚きだ。

 管理する高橋成忠調教師が勇退を迎える2月27日、生産者の三木田明仁さんらが見守る中、(防疫の為、一時的な預託先となる)高橋修牧場に無事到着した本馬、“夏女”だけに馬運車から降りた時は少し寒そうにしていたが、厩舎に入ると早速牧草を食み、長旅の疲れを癒していた。

 「生産馬で初めてJRA重賞を勝たせてくれた馬です。1つで充分と思っていましたが、重賞を10個も勝ってくれるなんて本当に感謝しています。父も母もメイショウの馬で、お世話になっているオーナーや調教師にも少しは恩返しが出来たでしょうか。この馬のお陰で全国の競馬場に応援に行く事も出来ました。応援に行くとなかなか勝てなかったのですが、最後の重賞勝ちとなった2009年マリーンカップ(Jpn3)では念願の口取りも出来て嬉しかったですよ」と語ってくれたのは生産者の三木田明仁さん。

 今年の配合相手にはメイショウサムソンが予定されている。「芝でも活躍していた馬ですから生まれてくる子供も楽しみですが、競走生活が長かっただけに、まずは無事に受胎して欲しいですね。ファンの皆さんにも、愛情込めて“姐さん”“婆さん”と長い間応援して頂いた馬だけに責任重大ですよ」と意気込みを語ってくれた。

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