馬産地ニュース

第43回浦河競馬祭が開催される

  • 2009年07月27日
  • けいが競走
    けいが競走
  • 競馬の様子
    競馬の様子
  • 観客の様子
    観客の様子
  • シンザングランプリ口取り
    シンザングランプリ口取り
 43回の歴史を誇る伝統の草競馬「浦河競馬祭」が26日、浦河町のJRA日高育成牧場で行なわれた。かつては新冠などでも行なわれていた草競馬、現在、日高地方で行なわれているのは浦河地区のみとなっている。草競馬とはいえ、近隣の育成場から腕に自信を持つ育成騎乗技術者が出場し、また地元の浦河ポニー少年団からも未来の名ジョッキーが多数参戦。
一周1600メートルという同育成場の馬場を使うとあって本格的。この日のために道東からも応援が駆けつけ、全12レースで迫力あるレースが展開された。
 オープンニングはトロッターを使った速歩競走。記録によると明治41年からスタートしたというこの速歩レースは、騎乗法に厳しい制約があるのが特徴で、かつては全国の地方競馬でもさかんに行われていた伝統のレースだ。このほか、騎乗者が馬車に乗って覇を競う「けいが競走」やポニーや中間種、和種などを使ったレースも行なわれて、スタンドからは熱い声援が飛んだ。
 メイン競走は2500メートルの長距離走「シンザングランプリ」。BTC軽種馬育成調教センターの高垣俊哉教官が騎乗するミラクルナンバーが、同じく同センターの山本真維教官の騎乗するラッキービスケーンを抑えて優勝した。

◆うらかわ馬フェスタ2009の詳細につきましては以下のWebサイトをご覧下さい。
->JRAホームページ(※PC用ページ)
取材班