10日、ＪＲＡ日高育成牧場でＪＲＡ育成馬の展示と騎乗供覧が行なわれました。
先週、“桜花賞”で惜敗しましたが、重賞を2連勝した実績に、これからのクラシック戦線で活躍を期待できる“ダイワパッション”など、多くの活躍馬を輩出するＪＲＡ育成馬。今年も立派に仕上がった育成馬に、集まった関係者、ファンの眼差しは真剣だった。

　ＪＲＡ育成馬は、ＪＲＡが一歳馬をせり市場で購入し、約半年間、ＪＲＡの積み重ねられた知識と技術で、騎乗馴致から育成・調教まで行なう馬。この育成馬は2年前までは抽選馬として購買希望者に売却されていましたが、昨年よりＪＲＡの主催する“ブリーズアップセール”でのせりで売却されています。
　馬主さんは、購入した２歳馬を直ぐに競馬場に入厩させる事も出来て、今年のデビューが期待できるため、昨年の購買者の人気は高かった。ファンの方にも、いち早く“私の追いかける競走馬”を見つけられるため関心は高いようです。

2006年度ＪＲＡ育成馬　　
５６頭（牡馬　２７頭、牝馬　２９頭）
第２回　ＪＲＡブリーズアップセール
　　　　４月２４日（月）　ＪＲＡ中山競馬場
　　　　騎乗供覧開始　　　午前９時
　　　　売却開始　　　　　午後２時
　　　　詳細ホームページ　http://jra.jp/training/