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Dインパクトの初仔第1号にマスコミのフィーバー

  • 2008年01月15日
  • ディープインパクト初仔~鳥井牧場(三石)
    ディープインパクト初仔~鳥井牧場(三石)
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 一昨年の有馬記念優勝を最後に種牡馬となっていたディープインパクトに待望の初産駒が誕生した。
 1月9日午後6時過ぎ、新ひだか町三石本桐の鳥井牧場で、産声をあげたのは昨年の福島記念2着ナリタプレリュードの半妹にあたる鹿毛の牝馬。「予定日よりも3日ほど早く生まれましたが、元気に放牧地を跳ね回っています。このまま無事に競馬場まで送り出してあげたいですね」と鳥井一吉社長も目を細める。
 母ロングディライト(牝14歳、父ミルジョージ)は、半兄にマリーゴッド(函館3歳S)などがいる血統。近親にはノースフライトの名前もみえる良血馬だ。
 
 13日午前に初めて放牧に出され、新雪残る放牧地で軽やかな動きも披露した。鳥井社長は「注目の高さに驚いています。とにかく、無事に生まれてよかった」と胸をなでおろしていた。
 日本競馬史上最高価格となる総額51億円でシンジケートが組まれたディープインパクトは初年度に206頭の繁殖牝馬に配合。180頭前後が産声をあげる予定だ。

                  日高案内所取材班