馬産地ニュース

北海道市場トレーニングセールが開催されました

  • 2005年05月23日
  • セリ風景
    セリ風景
  • インザーキ 2歳 牡馬 栗毛
父 デヒア 母 タヒチアンブリーズ 
販売価格 2,730万円  購買者 (有)ケイアイファーム
所有者 門別牧場
生産者 中本隆志牧場(新冠町高江) 
近親に ビワハヤヒデ、ナリタブライアン、ファレノプシスなど
    インザーキ 2歳 牡馬 栗毛
    父 デヒア 母 タヒチアンブリーズ
    販売価格 2,730万円  購買者 (有)ケイアイファーム
    所有者 門別牧場
    生産者 中本隆志牧場(新冠町高江)
    近親に ビワハヤヒデ、ナリタブライアン、ファレノプシスなど

  • 鑑定人
    鑑定人

  • 公開調教
    公開調教
北海道の競走馬セリ市場の先陣を切り、23日北海道市場のサラブレッド2歳馬トレーニングセールが開かれた。
日高軽種馬農協(荒木正博組合長)等主催のこのセリ市は、この日午前に新冠町内の日高軽種馬共同育成公社で公開調教を、午後からは静内町の北海道市場でセリが行われた。

 あいにくの小雨の中、購買者など800名程の関係者が集まり熱心に馬の動きに注目したが、雨にダートコースも締まり、公開調教には好タイムが続出して会場も盛り上がっていた。
 上場は126頭(牡馬68頭、牝馬58頭)、売却頭数64頭(牡馬28頭、牝馬36頭)で売却率51%(前年度比7%増)、売却総額3億2千3百万円(同7%増)で、まずまずの成績に関係者も安堵の表情を浮かべている。

 また、今秋に釜山競馬場をオープンする予定の韓国からもKRA韓国馬事会、果川(カチョン)馬主クラブが来道し22頭を落札したが、国内で評価の上がる日本馬に益々韓国関係者の期待も高まる。

 北海道市場はこの後、7月18・19日にセレクションセールが開催されるが、市場関係者も現在、選考に神経を注ぎつつ準備に余念がない。
 サンデーサイレンス亡き後の現役種牡馬産駒や新種牡馬シンボリクリスエス等の初年度産駒など当歳、1歳馬の市場状況が注目される北海道のせり市場だ。


※このせり市場は一般のファンの見学も許可されております。これから応援する“マイホース”をこの機会に見定めるのも、競馬の楽しみとなりますので来場されてはどうですか。関係者へ迷惑のかからぬよう見学の注意事項はお守りください。


■ 北海道市場の成績等詳しいことはこちらへ
■ 見学については競走馬のふるさと日高案内所へお問い合わせ下さい。